ソースネクストは、2024年7月17日、日本オラクルと協業し、中堅中小企業向けクラウドERPシステム「Oracle NetSuite」の販売取り扱いを開始したことを発表した。拡大するクラウドERPの需要に対応するためとしている。
PC用のソフトウェアやIoT製品の販売・開発で知られるソースネクストは。家電量販店やオンラインショップを中心とした販売網を抱えるほか、近年ではBtoB領域の法人販売にも注力してきた。会計サービスとしては、これまで「マネーフォワード クラウド会計」を扱っている。
Oracle NetSuiteは、在庫管理やCRM、eコマースなどを一元管理できるクラウドEPRシステム。ソースネクストは、「NetSuiteソリューションプロバイダープログラム」に参加して、NetSuiteのプロモーションから導入、カスタマイズを国内企業に展開していく。
日本オラクルの執行役員 NetSuite事業統括 日本代表 カントリー・マネージャーである渋谷由貴氏は、「ソースネクストの専門性とOracle NetSuiteの堅牢なテクノロジースイートを組み合わせ、お互いの顧客にとっての価値を実現して参ります」とコメント。ソースネクストの販売網を活かして、クラウドERPの利用拡大を狙う意向だ。