パソコンショップSEVENの「ZEFT Z52LI」についてインタビュー
LianLiのケースにファン10基! 超映えるが組立はかなり面倒、ならBTOPCでプロに任せよう
2024年07月22日 11時00分更新
特別仕様モデルの組み立てはかなり大変!
こだわりの裏配線はプロのスタッフに任せよう
──なるほど。ちなみに、特別仕様モデルの組み立ては大変なのでしょうか。
中嶋氏:スタッフに聞いてみたところ、結構大変みたいです。ケースファン1基に電源用とアドレサブル用ケーブルがありますので、今回は10基、20本のケーブルがファンだけであります。これをまとめて上手く隠せるレイアウトを決めて、実際に作業するというのが大変だったようです。
──聞いただけでもかなり大変そうですね……。
中嶋氏:ただつなげるだけならそこまで大変ではないんですが、やはり弊社ではBTOパソコンとしてお客様に買っていただくので、できる限り束ねてキレイな配線にこだわっていきたいです。そうなってくると、前述のとおりレイアウト決めが大変になってきます。ここからさらにビデオカードと電源のケーブルも光らせるとなると、アドレサブルだらけになりますから。
──裏配線もきっちりやってくれるのは、BTOパソコンのありがたいところですよね。とくにこの特別仕様モデルになると、自作でやるのはかなり面倒くさそうです。アドレサブルはマザーボードで制御しているんですか?
中嶋氏:はい。完全にマザーボード制御になります。ただし、ケースの上下のラインはボタンでの変更と、マザーボードでの制御が選択できます。ケースのMボタンを押すと、マザーボードに同期するようになっています。
──CPUクーラーは、360mmまでですか?
中嶋氏:いえ、このケースは420mmまで入ります。ピラーレスケースで420mmが入るのは、まだまだ珍しいです。カスタマイズオプションで、CORSAIRの「iCUE H170i」を用意しています。加えて、上下にメッシュを採用しているので、しっかりと風も抜けるようになっています。ピラーレスケースのなかでも、エアフローに関していえばかなりいいほうだと思っています。
──そういえばこのケース、ピラーレスといいながらピラーありますよね?
中嶋氏:そうですね。メーカーにも確認したんですけど、このピラーは取り外しができます。外しても剛性は大丈夫なのかも聞いてみたのですが、大丈夫のようです。ただ、輸送上の都合で弊社では基本付けたまま発送させていただきます。ピラーは上下それぞれネジ2つでとめてあるので、1~2分で取り外しできます。剛性的には問題ないようですので、ピラーレスとして見た目が気になる方は、取り外していただければと思います。