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STNetデータセンター内に設置、四国エリアのメガクラウド/ガバメントクラウド接続需要に対応

アット東京が香川・高松に「ATBeX」の接続拠点を新設

2024年07月04日 07時00分更新

文● ASCII

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 アット東京は2024年7月3日、STNet(本社:香川県高松市)のデータセンター「Powerico(パワリコ)」内に「ATBeX高松アクセスポイント」を開設することを発表した。サービス提供開始は2024年秋を予定している。

 四国エリアの企業や自治体がこのアクセスポイント(接続拠点)に閉域接続することで、ATBeXと接続されているメガクラウドやガバメントクラウド、IX、全国のデータセンターなどと容易に閉域接続ができる。

「ATBeX高松アクセスポイント」の概要。ATBeX大阪ゾーンとはシングル/冗長構成での接続ができる

 ATBeX高松アクセスポイントは、アット東京がPowerico内に設置した「アット東京四国第1センター(SK1)」に開設されたもの。ATBeX大阪ゾーンと2系統の回線で接続されており、論理回線を通じてメガクラウドやガバメントクラウドのPOP(接続拠点)、IX/ISP、全国にあるATBeXパートナーデータセンターと閉域接続ができる。

 アット東京では、全国各地域からのメガクラウドへの接続、DR(災害対策)をふまえたデータセンターの地方分散といったニーズの高まりを背景として、ATBeXアクセスポイントの全国展開を強化している。今回の高松アクセスポイントの設置により、四国エリアでのクラウド接続需要に対応するとしている。

全国のATBeX APと、ATBeXを通じて閉域接続が可能なメガクラウド、および全国の提携データセンター(今回の発表前の資料、今回はここに高松APが追加された)

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