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T教授の「戦略的衝動買い」 第791回

Androidスマホにもカメラグリップ! MagSafe対応「VEGER SnapCam」を衝動買い

2024年07月05日 11時55分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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スマホを「縦向き」でも「横向き」でも設置が可能

 SNAPCAM POWER BANKは、ほとんどのMagSafe対応のスマホに、縦(ポートレイト)でも横(ランドスケープ)でもどちらでも接続は可能だ。縦位置では、今回筆者が使ったGalaxy S24 Ultraでは10倍望遠の一番下のレンズにSNAPCAM POWER BANKの本体が一部被さってしまうが、実際の撮影や密着度には全く影響はなかった。

 縦位置での接続では、そのままSNAPCAM POWER BANKを動画を観るときのスタンド代わりに使えることもあり、なかなか便利だ。バッテリーの重さもあり、6〜7インチクラスのスマホでの動画再生も安定しており、転倒などの懸念は皆無だった。

 縦位置での使用は、極めてナチュラルで写真撮影のパフォーマンスはアップするが、横位置での使用の場合はSNAPCAM POWER BANKの側面への迫り出しが少なく、グリップを持つ右手の親指の腹がスマホ画面に触れてしまうことが多く、誤動作を何度か起こした。

 スマホに一切触れることなく、SNAPCAM POWER BANKのグリップ部だけをもって安定すればそれだけで良いのだが、どうしてもスマホをうっかり落下させてしまう心配があり、グリップを超えてスマホ部分まで深く握ってしまうのが原因だ。

 付属のなんちゃって革製のストラップはなかなかオシャレなのだが、いかんせんループのサイズが小さくて、筆者の右手の腕首は通らない。単にストラップのループを指先で引っかけるだけでは、やはりスマホ落下の不安を払拭できない。

 やむなく多少センスは悪くても、昔ガラケー時代にお世話になった少しループの大きな安物の布製のストラップに替えて使用している。このストラップを使ったフォールド態勢だと、画面に親指の腹が当たるほど深く握ることなく指先でSNAPCAM POWER BANKのグリップ部をなんとか持つことができた。

 この状態で、Galaxy S24 Ultra+前々回ご紹介したPITAKAのケース+SNAPCAM POWER BANK+ガラケーストラップの合計重量は、実測で433g。決して軽くはないが、わざわざ別にカメラを持って行くより、目的によっては良いかもしれない。

 Qiには対応していないが、MagSafe対応のカバーケースを取り付けた筆者のサブサブスマホであるnubia Flip 5Gにも、SNAPCAM POWER BANKを取り付けてみた。折り畳んだ状態ではゴロンゴロンした雰囲気になるが、開いた状況では横位置でも縦位置でもSNAPCAM POWER BANKのグリップ部がスマホ本体より離れるので、Galaxy S24 Ultraのときに比べフォールディング性能も使い勝手も向上した。

 SNAPCAM POWER BANK、海外で登場した頃のリストプライスの79.99ドル(現在なら1万2800円)はあり得ないが、筆者の購入時の3980円ならこれは買いのガジェットだ。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:SNAPCAM POWER BANK
・購入:ジャストマイショップ
・価格:3980円

T教授

 日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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