ソフトバンクは6月17日、生成AI系スタートアップPerplexity(パープレキシティ)との戦略的提携を発表した。この提携により、「ソフトバンク」「ワイモバイル」「LINEMO」の3ブランドの顧客を対象に、AI検索サービス「Perplexity」の有料版「Perplexity Pro」(月額2950円/年額2万9500円)を1年間無料で提供する。
「GPT-4 Turbo」や「Claude 3 Sonnet」も利用可能
Perplexityは、最新のウェブ情報を元に高精度な回答を生成するAI検索サービスだ。質問を入力すると、インターネット上の最新情報を元にした精度の高い回答が文章で提示されるほか、情報源もあわせて表示されるため、信頼性の高い回答を得ることができる。
さらに、有料版のPerplexity Proでは、「GPT-4 Turbo」「GPT-4o」「Claude 3 Sonnet」などの高度な大規模言語モデル(LLM)や「DALL-E 3」「Stable Diffusion XL(SDXL)」などの画像生成モデルなどを利用可能で、無料版よりも充実したサービスを利用できる。
Perplexity Proは月額2950円(年額2万9500円)からの有料サービスだが、3ブランドの顧客は1年間無料で利用可能となる。
無料トライアルの申し込みは、2024年6月19日午前9時から開始される。ソフトバンクによると、日本の携帯電話事業者では同社の3ブランドの顧客のみが対象となる独占的な提供だという。なお、Perplexityについての詳細は特集記事をどうぞ。