アドビは6月13日、Adobe Acrobatの生成AI機能「Acrobat AI Assistant」の日本語版を開発中であると発表した。提供開始時期や価格は未定。
Acrobat AI Assistant日本語版では、日本語のユーザーインターフェースで日本語文書の読み込みが可能になるという。
本機能は、Acrobat ReaderとAcrobatのワークフローに深く統合された、生成AIベースの対話型エンジン。複数または長文のドキュメントから即座に要約やインサイトを生成、ユーザーからの質問の回答を通じて、利用目的に応じた文章の共有が可能となっている。
また、アドビの人工知能と機械学習モデルを活用することで、PDFの構造と内容を独自に理解し、サードパーティ大規模言語モデル（LLM）のテクノロジーを補完。アドビのAI倫理プロセスに基づき、サードパーティーのLLMがアドビの顧客データに関するトレーニングを行うことを禁止しているとのこと。
