アスキー編集部の失敗から学ぼう
【親日の国】台湾の空港でやっておくべき3つのこと
2024年06月22日 13時00分更新
COMPUTEX TAIPEI 2024の特集記事を見て、台湾に行きたい、行ってみたいと思った人もいるだろう。そこで、COMPUTEX TAIPEI取材のために初の海外出張にやってきた筆者が、台湾に着いたら空港でやっておくべき3つのことを紹介しよう。旅行や出張で訪れる人がいたら参考にしてほしい。アスキー編集部の失敗から学ぼう!
台湾の街を歩くと日本語の平仮名やカタカナをよく目にした。日本のアニメやゲームは台湾でもタイトルの言語が変わっていない場合が多いようで、商品や広告の表記に日本語がよく見られるので安心感がある。
空港でも、英語と韓国語に並んで日本語の案内がある。
なら困ることはないだろうと思ったのだが……いろいろ些細なミスをした(笑)
本記事では、台湾に着いたら空港でやっておくべき3つのことを紹介。旅行や出張で訪れる人がいたら参考にしてほしい。
台湾ドル(元)に両替する
まずは台湾の現金を持とうと思い、到着ロビーを出て目の前にあった銀行で現金を両替した。
日本円を渡すと札束を数える機械に通されて「このレートで両替します。よろしいですか?」みたいな確認をされる。
両替はパスポートを見せて、書類の何箇所かに署名をしただけで完了。はじめての海外出張で変に身構えていただけになんだかあっけなくも感じたが、5万円が9800TWDになって戻ってきた。
ただ、空港の中をよく見ると、さまざまな銀行とATMがある。後になって気付いたのだが、両替レートや手数料は金融機関ごとに違う。よりお得に両替したいと考える人は、旅行や出張前に銀行の両替レートと手数料を事前にリサーチしてほしい。
ちなみに、出発前に日本の空港で両替できるが、レートや手数料を考えると台湾に着いてから両替したほうがいいだろう。
SIMカードを買う
台北松山空港では、台湾No.1キャリアという「中華電信(Chunghwa Telecom)」のプリペイドSIMカードを販売している。第1ターミナル到着ロビー出入口そばに「電信サービス(電信服務)」の標示があるので場所は分かりやすい。
同じ場所でモバイルWi-Fiも販売している。台湾での連絡を繋ぐ必要な通信手段になるので空港で済ませたいところ。
必要だったのはパスポートとSIMを差し替えても良い自身のスマートフォンのみ。店舗のスタッフさんが「ああ、日本人観光客ね」と分かりきっている様子でテキパキ対応してくれるので、署名と滞在先のホテルを記入しただけだった。スタッフさんは、カタコトだが日本語で対応してくれる。
スマートフォンの左上部を見ると中華電信に切り替わっている。
台湾全土で無制限にデータ通信できる中華電信のSIMカードだが、音声通話は都度料金が発生する。
それでも、日本のキャリアのままデータローミングで使用するより、通信費はかなりお得になるはずなので、SIMカードとモバイルWi-Fiの利用がおすすめだ。
およそ2万4000円が当たるキャンペーン
台湾に旅行する人に対して「5000TWD(およそ2万4000円)」が当たる「Taiwan the Lucky Land」というキャンペーンがある(2025年6月30日まで)。
台湾到着の7日〜24時間前に公式サイトから、氏名やパスポート番号などを登録すると、台湾の各4つの空港(松山、桃園、台中、高雄)到着ロビーで抽選に参加できる。滞在3〜90日の人が対象。
アスキーでは3人挑戦したところ、筆者以外の2人がおよそ2万4000円をゲットした。「こんな簡単に当たるの!?」と3人で驚いたのだが、運が良いのか、当選率が高いキャンペーンなのか、果たしてどうだろう。
いずれにせよ氏名やパスポート番号など3分ほどで終わる登録だけで、空港に到着したら2万4000円もらえるのはコスパが良すぎる。
お金は、台湾国内でカード契約している加盟店(コンビニやチェーン店、タクシーなど)で使える電子マネーか、同キャンペーン提携ホテルで使えるホテルバウチャーとして受け取れる。
ちなみに2万4000円が当たったアスキーの2人は、地下鉄のチケットを1ヵ月乗り放題(滞在は1週間ほどなのに)で余分に買ってしまい、ミスを嘆いていた。
親日の雰囲気を感じる台湾とはいえ、当然のことながら言語は違う。2人の失敗から現地の買い物には気を付けようと学んだ。
アスキーの連載記事旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道では、当選した電子マネーがどこで使えるか? などを詳しくレポートしているので参照してもらいたい。
旅の達人が伝える! スマートトラベラーへの道はこちら
台湾では、台湾に旅行する人に対して5000NTDが当たるキャンペーンをやっているんですが、実は当選して5000NTDをもらっちゃいました。台湾で使われている非接触型ICカードかホテルバウチャーとして受け取れますが、筆者は非接触型ICカードで街を探索してみることにしたのですが……
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