X-360Q(JN-27IPS360WQHDR-HSP)をレビュー

360Hz・WQHDの27型ゲーミングディスプレーが9万円台! KVMも90W給電も使えてお得感大

文●宮崎真一 編集●ジサトライッペイ/ASCII

提供: 株式会社JAPANNEXT

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色温度もピクチャーモードも設定が豊富なOSD

 色温度はOSDメニューで、「暖色」「ノーマル」「寒色」「User1」「User2」「User3」の6種類から選べた。シーンに応じて、自分好みの設定を複数保存できる点は好感が持てる。なお、工場出荷時設定は「ノーマル」とほぼ近い感じの「User1」だった。

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色温度のメニューは6つと豊富

 1つ苦言を呈せば、変更操作がややめんどうに感じた。例えば、暖色に変更したい時だと、OSD操作ボタンで暖色の項目に合わせて、それをさらに「ON」に切り替えなければならない。つまり、暖色を選択するだけでは設定が切り替わらないのだ。ここは改善してほしい。

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各項目を選んでから、さらに「ON」に切り替えないと適用されない仕組み。この2段階操作は若干めんどうに感じた

 ディスプレー同期技術は「FreeSync」をサポート。Radeonシリーズの対応ビデオカードであれば、スタッタリングやティアリングといった、GPUとディスプレーの同期ズレによって生じる画面の乱れを抑えられる。

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FreeSyncの設定は画質調整のサブメニューに用意。「FreeSync/VRR」の項目を「ON」に変更しよう

 さらに、OSDメニューにはピクチャーモードと呼ばれるプリセットを用意。そのプリセットは、「スタンダード」「ムービー」「テキスト」「Night Mode」「Care Eyes Mode」「RTS」「FPS」「ゲーム」の8つ。ゲームのジャンルに合わせたものがある点はありがたい。

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ピクチャーモードは8種類から選べる

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 また、OSDメニューでは暗がりでの視認性が変わる「Black Level」や、輝度を自動調整する「Dynamic Brightness」も設定できる

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Black Levelは明るさ・コントラストのサブメニューにある。0~20の範囲で調整できる

 また、画面のチラつきを抑えるフリッカーフリーや、眼精疲労の原因とも言われるブルーライトの軽減機能も有している。ゲームを長時間プレイしても疲れない配慮はありがたい。ほか、画面中央に4種類のクロスヘア(照準点)を表示する機能も備え、FPSやTPSで重宝しそうだ。

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クロスヘアのマークは4種類から選べる

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実際にクロスヘアを表示したところ

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