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鉄板&今が旬なパーツを性能検証!! 第59回

JONSBO「C6 Handle」

【鉄板&旬パーツ】ギッシリ詰め込んだ感が最高な小型ケースでPCを組んだら想定外のことが多数起きた

2024年05月18日 12時00分更新

文● 藤田 忠 編集●北村/ASCII

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 いま旬なPC自作と言えば、白色のPCケースやパーツを組み合わせたホワイトコーディネートと、ピラーレスPCケースでのPC自作だが、今回注目したのはショップのPCケースコーナーで、一定の存在感を保っているコンパクトPCケースだ。

 組み立て難易度は高いが、LIAN LI「A4-H2O」など世界的に人気となったMini-ITXケースも魅力的だが、目を惹かれたのは4面メッシュのJONSBO「C6 Handle」だ。

JONSBO「C6 Handle」は、4面メッシュでコンパクトでも高いエアフローを実現だ

2022年ごろに大人気となったコンパクトゲーミングPC自作。LIAN LI「A4-H2O」など、多くの魅力あるPCケースが発売された

 「C6 Handle」は、昨年4月に登場した「C6」のバリエーションモデルで、その名のとおり、トップに持ち運び用ハンドルを取り付けできる。エアフローに優れた4面メッシュパネルに、幅202mm、奥行き266mm、高さ295.2mmのコンパクトサイズながら、Micro ATXに対応しているのが特徴だ。

 Micro ATXフォームファクターは、約244×244mmサイズなのを踏まえると、かなりギリギリの内部スペースになるわけだが、200~255mm(2.5/3.5インチの有無で変化)までのビデオカードや、ATX規格の電源ユニットに対応する。

 そのほか、2.5インチベイ×2と3.5インチベイ×1に、トップ120mm/140mmファン×1、フロント120mmファン×1、ボトム120mm/140mmファン×1といった拡張スペースを備える。魅力あるスペックを備えつつ、価格が6980円と手ごろなのが最も惹かれたところだ。

4面+ボトムがメッシュ仕様となっている「C6 Handle」。高エアフローを活かしたゲーミングPCを組むことにした

価格以上の品質の「C6 Handle」

細かな穴があいているメッシュパネルを4面に装備している

ボトムも大きくあいており、メッシュのシートがスタンド部とともに固定されていた

パネルとフレームのカラーは、同じ黒色だが、色の濃さが異なっている。色合いだけだが、シックなデザインになっている

おまけ要素だが、面ファスナーの持ち手が付属する。トップのフックに通すことで持ち手になる

フロントにはUSB Type-A、Type-Cが各1ポートと、ヘッドホン端子を装備。電源ボタンの外周はLEDで発光する

拡張スロットは4本で、スロットの目隠しは筐体と同じ黒色で、2つ付属していた

4面パネルはツールレスで着脱可能

背面のレバーで、まずトップパネルを浮かして外してから、サイドとフロントパネルを外す流れだ

パネルを外した状態。4面から内部にアクセスできる。作業性は良さげだ

フロントとトップとファンや2.5/3.5インチストレージは、付属のマウンターで固定する

大きくひらいたボトム部。120/140mmファンを取り付け可能だ

ボトムのメッシュシートには、ネジ穴が設けられていなかった。ファン固定時はメッシュシートを取り外す必要がある

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