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グーグル「Chrome」に重大なゼロデイ脆弱性 すぐ更新を

2024年05月13日 11時45分更新

文● @sumire_kon

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 グーグルは5月9日(現地時間)、デスクトップ版「Google Chrome」をアップデートした。重大なゼロデイ脆弱性の発見に伴う対処で、Windows、macOS、Linux版が対象となる。

 Visualsコンポーネントに起因する脆弱性で、攻撃者は相手のPCからデータを盗んだり、深刻なダメージを与えることができるという。重大度(危険性)のランクは上から2番目の「高」。グーグルでは、すでに本脆弱性の悪用を確認している。

  対策済みのバージョンはWindowsおよびmacOS版が「124.0.6367.201/.202」、Linux版が「124.0.6367.201」以降となる。Chromeを起動していれば今後数日から数週間以内にアップデートが自動適用されるが、ブラウザーの設定から「このChromeについて」を選択することで、手動で最新版に更新することも可能だ。

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