オーディオ機器メーカーFIIO Electronicsは4月26日、ポータブルカセットプレーヤー「FIIO CP13」を発売した。実売価格は2万2000円前後。
超大型純銅製フライホイールを採用し、極めて低レベルのワウ・フラッターを実現。磁気ヘッド構造の最適化により、外部干渉からの保護や耐摩耗性が向上したほか、バランス回路設計により高いS/N比と歪みの低いサウンドに仕上がっているという。
オペアンプには心地よいアナログサウンドを再現するという「JRC5532」を搭載。各種回路は完全アナログとなっており、アナログ音質を楽しめる。
約120×88.3×31.8mmのボディーにはアルミ合金製のケースを採用。内蔵バッテリーの容量は1800mAhで、最大13時間の再生が可能だ。バッテリーは本体のUSB-C端子で充電できるので、かつてのポータブルプレーヤーのように乾電池を入れ替える必要もない。
テープの種類を判別してイコライザーを切り替える機能には対応しておらず、すべてType I仕様での再生となる。
対応するテープの長さは60分まで。60分を超えるテープを再生し、テープ巻き込み等の故障が発生した際は保証対象外となるため注意したい。音質は落ちるが、長時間テープは60分テープにダビングして再生した方がよいだろう。
カラーはBlack & WhiteとBlueの2種類。Amazon.co.jpや大手家電量販店の店頭、オンラインショップなどで購入可能だ。