Core i7-14700FとRTX 4070 SUPERを採用、32GBメモリーで実況・動画編集も!
ピラーレス採用でパーツ配色も統一、デザインも性能もこだわりたいならこのBTOPCだ!
32GBメモリーで実況配信や動画編集も視野に
基本性能は高め!
では、レビュー機がどれくらいの性能があるのかチェックしていこう。お借りしたレビュー機はFRGPLB760W/SG2とFRGPLB760B/SG2の2機種だが、スペックは同じなので、今回はFRGPLB760W/SG2を使用して検証している。
主なスペックをおさらいすると、Core i7-14700F、GeForce RTX 4070 SUPER、32GBメモリー、1TB SSDという構成だ。
まずは、パソコンの総合性能が計測できる「PCMark 10」をチェック。総合スコアは9270だった。詳細をみていくとアプリ起動速度、ビデオ会議、Webブラウジングの性能を測る「Essentials」が11596。表計算や文書作成のオフィスソフト性能を測る「Productivity」が11292。写真編集や動画編集、3DCG製作などのクリエイティブ性能を測る「Digital Content Creation(DCC)」が16512を記録した。
全体的にスコアは高いが、注目すべきはDCCの結果。こちらの結果はかなり高い印象で、写真・動画編集といったクリエイティブ用途にもしっかり使えるということがわかった。ゲーミングパソコンの場合、16GBメモリーのBTOパソコンが多いなか、しっかり32GBを搭載しているという点が大きいのかもしれない。DDR5ではなくDDR4であるという点には注意したいが、DDR5にするとパソコンの価格も上がることを考えると、DDR5じゃないと嫌だというコダワリがない限りは、あまり気にしなくてもいいかもしれない。
続いて、ストレージ速度を計測する「CrystalDiskMark」を計測しところ、シーケンシャルリードで3652.78MB/s、ライトで2537.65MB/sという結果になった。ゲームやアプリケーションの起動といった部分では、ストレスを感じることは皆無だ。
しかし、ガッツリ写真・動画編集を快適に行ないたいという場合は、BTOカスタマイズでリード7300MB/s、ライト6300MB/sの「WB BLACK SN850X」(+1万1000円)や、リード6600MB/s、ライト5000MB/sの「Micron 3400」(+9900円)なども選択できるので、そちらを選択するのもありだ。
3Dグラフィック性能を計測する「3DMark」では、DirectX 12 Ultimateに対応する「Speed Way」が5126、DXRベースのレイトレーシングテスト「Port Royal」が13070、DirectX 12でのテスト「Time Spy Extreme」が9714、「Time Spy」が19680という結果になった。
レイトレーシングのテストとなるPort Royalのスコアもかなり高いので、レイトレーシングをオンにしてリアルなグラフィックでゲームを楽しみたいという際も、存分にパフォーマンスを発揮してくれるだろう。加えて、Time Spy ExtremeやTyme Spyの結果を見てみると、タイトルによっては4KやWQHDでのゲームプレイにも期待できそうだ。
では実際にゲームベンチやゲームプレイのフレームレート計測にて、本機のパフォーマンスをチェックしていこう。
まずは、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマーク」をチェック。なお、こちらは現在光源処理の部分について差し替えが予定されているが、今回は差し替え前のベンチマークとなる。
設定は最高画質、フルスクリーンで、解像度を1920×1080ドット(フルHD)、2560×1440ドット(WQHD)、3840×2160ドット(4K)に変更しつつ計測している。結果は、4Kが10467(快適)、WQHDが20802(非常に快適)、フルHDが26725(非常に快適)となった。
フルHDとWQHDは「非常に快適」で、不自由なく最高設定でプレイできるという結果に。4Kでは「快適」で、高設定は避けたほうがいいが問題なく動作可能という指標になった。
続いて、「Apex Legends」でゲームプレイ中のフレームレートを計測した。射撃訓練場を周回した際のフレームレートを「Fraps」でチェック。フルHD、WQHD、4Kで計測した。
フルHDではほぼ300fps張り付きでのゲームプレイを実現。WQHDと4Kでは少しフレームレートは落ちるものの、平均は240fpsを超えている。高解像度かつ高リフレッシュレートのディスプレーと組み合わせれば、超快適なゲームプレイを実現してくれそうだ。
高負荷なグラフィック描写のタイトルとして「スカル アンド ボーンズ」のゲーム内ベンチマークを計測。グラフィックス設定は「ウルトラ」とし、フルHD、WQHD、4Kに変更してチェックした。
結果は、平均が4Kだと74fps、WQHDだと108fps、フルHDだと125fpsで、いずれも60fpsを超えている。ただし、最小フレームレートがいずれも60fpsを切っているので、よりフレームレート重視でプレイしたいという場合は、設定を少し下げて遊ぶといいだろう。
最後に、「アバター:フロンティア・オブ・パンドラ」のゲーム内ベンチマークを計測。こちらはクオリティープリセットを高に設定し、フルHD、WQHD、4Kに変更してチェックした。
クオリティープリセットを高にして計測したせいか、いずれも最小フレームレートは60fpsを超えた。高負荷なタイトルも、設定を変更すれば4Kでも快適にプレイできるということがわかった。
こだわりのピラーレスケースで、4Kゲームプレイも可能な1台
FRGPLB760W/SG2とFRGPLB760B/SG2は、ピラーレスケースを採用しているほか、ケース内部のパーツにもコダワリを感じる1台となっている。そして外観だけではなく、設定次第では4K解像度でのゲームプレイや、高リフレッシュレートでのゲームプレイも可能なパフォーマンスをもっていることもわかった。
こだわりのピラーレスケースを採用したパソコンがほしいけど、自分で組むのはちょっと……という人や、ゲームが快適にプレイできるパソコンがほしいしデザインにもこだわりたい! という人は、FRGPLB760W/SG2もしくはFRGPLB760B/SG2を検討してみてはいかがだろうか。
(提供:インバースネット)
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