Radiant SDM3300X600Aをレビュー
容積8Lの小型PCでRyzen 5 8600G&GeForce RTX 4060を運用、温度と性能は大丈夫?
2024年04月23日 10時30分更新
3DMarkは順当な結果
ここからはゲームで重要な3Dグラフィックス性能をチェックしていこう。まずは定番の「3DMark」のテスト「Speed Way」から。DirectX 12 Ultimateに対応し、リアルタイムのグローバルイルミネーションや、レイトレーシングなどでかなり重い試験だ。
結果は2644スコアー。GeForce RTX 4060搭載ビデオカードを採用したPCとしては、十分優秀と言える。この点からもRyzen 5 8600Gはきっちり仕事をこなしており、発熱で足を引っ張っている印象はない。
続いて、現在多くのゲームが採用すているDirectX 12世代のテスト「Time Spy」。一般的なゲームなら、こちらのスコアーが参考になる。
10229スコアーは順当で、ミドルクラスのゲーミングPCとして十分な実力があると言っていい。CPUスコアーは若干低めだが、これは発熱ではなく純粋に地力の問題だ。6コア/12スレッドのRyzen 5という点を考えれば、健闘しているほうだろう。
ほかのテストも試したので下記にまとめる。比較の参考にしてほしい。