時間管理術「ポモドーロテクニック」に役立つ
カウントダウンタイマーを衝動買い
ここ2年ほど筆者がハマッているモノに「ポモドーロタイマー」がある。ポモドーロタイマーはイタリア人のフランチェスコ・シリロ氏が考えついた「時間管理術」のひとつである「ポモドーロテクニック」で役立つ、便利なカウントダウンタイマーだ。
厳密なルールがある訳ではないが、基本的に仕事を25分のセッションに分けその連携に5分ほどのインターミッションをはさむという、生産性向上を狙った時間管理術だ。限られた短時間に集中力を維持し、生産性をアップする効果があるこの手法はビジネスでも、勉強でも集中したい時に活用できるとの評価だ。
たまたまシリロ氏が使っていたキッチン タイマーがトマト(ポモドーロ)を模したデザインだったので、ポモドーロテクニックと呼ばれ、25分間のセッションのことを1ポモドーロと呼ばれるようになったようだ。
コロナ禍で外出することが少なくなった2〜3年前にこの「仕事術」にハマった筆者ではあるが、当初より「コトよりモノ派」の筆者は「ポモドーロテクニック」そのものより、それを実現するためのさまざまなデバイスの方にハマったのはいうまでもない。
今回、紹介する「Pomodoroタイマー付きアラーム時計」は、そのポモドーロテクニックを補完するためのカウントダウンタイマーの一種だ。ポモドーロタイマーはキッチンタイマーや学習タイマー、フィットネスタイマーのように設定した時間からのカウントダウンする汎用モノも含めるとかなりの数になる。
もちろん最近は、単なるメカニカルなカウントダウンタイマーではなく、ポモドーロブームに乗った1ポモドーロ(25分)と休憩インターバル(5分)を組み合わせて何度か繰り返すような、プロシジャー型自動モデルもクラウドファンディングなどの商品として見かけることも多い。
筆者がここ2年ほどで衝動買いしたポモドーロタイマーは、1ポモドーロ(25分)と休憩インターバル(5分)を複数回組み合わせた一気通貫型のタイマーや1ポモドーロ(25分)と休憩インターバル(5分)の切替を手操作でするものなど多様だ。
実際に筆者のコレクションの中では、手操作によるフレキシブルな対応をしている製品の方が圧倒的に多い。またこれらの専用タイマーを使うことなく、スマホやスマートウォッチのアプリで実現することも可能だ。
単なるカウントダウンタイマーを使うなら25分という時間に重点をおき、5分の休憩インターバルは気の向くままルーズに管理することでも大丈夫だ。それなら汎用のカウントダウンタイマーを手に入れ、25分にセットすれば良いだけだ。
キッチンタイマーやお勉強タイマーのようなメカニカルなカウントダウンタイマーの場合、カウントダウン時のカチカチ音のするモノも多くこれは好みが分かれそうだ。もちろん無音でカウントダウンのできる商品も多い。
勉強タイマーと呼ばれるモノの中には、最初のタイマーの設定でダイヤルの回転方向が時計回りと反時計回りの2種類があるようだが、これも好みの問題だろう。筆者はカウントダウンと言うイメージが強く、時計の針周りに回してタイマー設定することに違和感はないタイプだ。タイマー設定を反時計回りで行うモデルの方が価格が1.5倍ほど高いのも興味深い。

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