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新社会人と先輩社会人で意識に差も

「社会人として多少の不調は我慢すべき」と考える人は、何割いる?

2024年03月08日 12時30分更新

文● ASCII

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「無理しないでほしい」と考える先輩社会人

 ところが、先輩社会人はそうは考えていないようだ。

 先輩社会人に対し、後輩にあたる新社会人に対する思いをたずねたところ、およそ8割にあたる79.9%の回答者が「社会人だからといって不調を我慢しなくていいと思う」と回答。「不調を感じてつらいときは、無理せず周りに相談してほしいと思う(81.7%)」 や「新社会人時代こそ、無理しないことが大切だと思う(81.5%)」という回答も多かった。

先輩社会人からの回答は、新社会人とギャップがあった

 高い意欲から無理をしがちな新社会人時代だからこそ、不調を我慢しないことが大切だという実体験からの回答だろう。

 また、新社会人の頃に“隠れ我慢をしていた”と回答した(経験が1度でもある)先輩社会人848人に「新社会人に伝えたいこと」をたずねたところ、「心身の不調を我慢しないでほしいと伝えたい」が81.1%と高い割合になった。「新社会人が不調のとき、彼らが我慢する以外の考え方や行動を取れるようサポートしたいか」という質問では、およそ9割にあたる89.0%の回答者が「サポートしたい」と回答。「新社会人と一緒に、心身の不調時に我慢しなくて済む環境を作っていきたい」という回答も、89.5%という結果になった。

心身の不調を我慢しないでほしいと考える先輩社会人が多いようだ

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