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アグリビジネスに勝機を見出す人も

農業に関心寄せる若い世代、社会貢献意識やライフスタイルへの憧れ影響か

2024年03月08日 15時00分更新

文● ASCII

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 JA共済(全国共済農業協同組合連合会)は、全国の10代〜50代を対象に、農業に対する調査を実施し、その結果を公表した。その結果、特に若い世代で 「地方暮らし」や「就農」に注目が集まる一方で、「農作業事故」の実態の認知度が低いことがわかったという。

 調査対象者はおよそ1万人。本稿では、調査結果を抜粋して紹介していこう。

地方暮らしへの意向に関する質問

 まずは地方暮らしへの意向について。およそ3人に1人が「地方に移住したい/住み続けたい(37.4%)」と答えており、農業未経験者のうち23.2%は「農業をやってみたい」と回答している。いずれも若い世代の方が意向が高く、地方暮らしや農業生活にポジティブなイメージを持つ割合が高いことがわかる。また就職希望学生の28.1%は、就職先として農業を検討しており、副業や兼業の意向がある人の42.8%は、農業に携わる可能性があると答えている。

「農業をやってみたい」という回答は、世代が若くなるにつれて増える

就職希望学生の28.1%は、就職先として農業を検討しているという

副業や兼業まで範囲を広げると、検討する人の割合はさらに増える

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