Xでエンジニアを務めるEnrique(@enriquebrgn)氏は2月24日、Xが有料プラン契約者向けに提供している通話機能(音声またはビデオ)を無料プランのユーザーにも段階的に開放していることを、同氏のXアカウントを通じて明らかにした。
we’re slowly rolling out audio and video calling to non premium users, try it out! now you can also choose allow calls from everyone https://t.co/LLH1PwiIg2pic.twitter.com/LH3HMsAXnv
— Enrique (@enriquebrgn) February 23, 2024
無料プランのユーザーは、アプリから画面左上のプロフィールアイコンをタップし、「設定とプライバシー」→「プライバシーと安全」→「ダイレクトメッセージ」と進むことで、通話機能の設定画面を開くことができる(アカウントによっては、「設定とプライバシー」の前に「設定とサポート」という項目が表示される場合もある)。
特定のアカウントへ電話をかけるには、相手から最低1回、ダイレクトメッセージ(DM)を受信していることが必要だ。逆にいえば、こちらからDMを送らない限り、相手がこちらへ発信することはできない。
着信可能なユーザーをフィルタリングする機能もあり、2月26日時点では、「アドレス帳に登録されているユーザー」「フォローしているユーザー」「認証済みアカウント」「Everyone(全ユーザー)」の4つのオプションを用意。
さらに通話中、相手に自身のIPアドレスを表示されないようにする「通話のプライバシーを高める」機能もあるが、筆者が確認したところ、オフの状態でも相手にIPアドレスが表示されることはなかった。
Xの音声、ビデオ通話機能はiOS/Androidアプリのみ対応しており、ブラウザー版からは利用できない。