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TSUKUMOのゲーミングBTO「G-GEAR」が9年ぶりにケースをリニューアル!

2024年02月22日 16時00分更新

文● ASCII/山﨑

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 TSUKUMOは2月22日、同社のBTOゲーミングパソコンブランド「G-GEAR」の新たなミドルタワーケースを発表した。また同日より新ケースを採用したBTOパソコンの販売を開始した。

 発表された新たなミドルタワーケースは、およそ9年ぶりとなるモデルチェンジとなり、「デザイン」「エアフロー」「拡張性」「使いやすさ」の4点にこだわって開発したという。

 ケースパネルは、樹脂フレーム・メッシュパネル・金属フレームで構成されている。2つのフレームにはG-GEARのブランドエンブレムのモチーフである、ダイヤモンドの形状を採用している。また周辺を覆うフロントフレームもダイヤモンドカッティングをイメージ。四隅をカットすることで、前面をシャープに見せている。ヘアライン加工を施したエンブレムと、白色LEDの電源ランプとアクセスランプは、主張しすぎず所有感を満たすケースになっている。

 エアフロー面では、近年のパーツの高性能化による発熱の増加に対応するために、120mm径のケースファンを最大6基搭載できるように。研究により、効率よく冷却するにはケース前面からフレッシュエアーを取り込むのが良いと判断。全面にあったドライブベイは撤去し、より風の通りをよくした。オプションでnoctua製の静音ファン、高静圧ファンに変更も可能。また、LEDを搭載したファンもオプションとして今後追加する予定だ。

 ケース内部は、大型化するパーツに対応できるよう広いスペースを確保。マザーボードは、E-ATXに対応。ビデオカードは最大幅360mmの製品まで搭載可能。CPUクーラーは、前面に360mm、上面に280mmまでの水冷クーラーを搭載可能。空冷では高さ170mmの製品まで使用可能。

E-TAXマザーボードを搭載した例も展示

 各電源ケーブルは背面を通すことで、表には最低限のケーブルしか見えず、内部をスッキリと見せられる。

 稀に発生してしまうという、輸送トラブルを防ぐための工夫もなされている。大型化するビデオカードを固定するために、大型のサポートホルダーを装備。しっかりとビデオカードを固定し、輸送トラブルとともに、重量によるマザーボード歪みを防ぐ。

 裏面にはブロッククッションを付け、振動を軽減する。また、パネル側にも付いており、こちらは電源ユニットに接地し、稼働時の共振を防ぐ役割もある。

 昨今のストレージはM.2 SSDが主流になっているが、まだSATA接続のSSDやHDDを使用している人も多いことから、裏面に4つのドライブベイを搭載。

 ケースのフロントI/Oポートには、USB Type-A 3.0×2、Type-C×1を搭載。Type-Cポートは最大でUSB 3.2 Gen 2x2をサポートしている。またケース前面・上面についている、ホコリの侵入を防ぐメッシュパネルには取り外しやすいようタグが付いており、掃除も容易になっている。

 採用するパーツにもこだわっており、マザーボードは、ASUS製の「PRIME Z790-A WIFI」「ProArt X670E-CREATOR WIFI」を採用。そのほかのパーツについても、ウェブページ上で型番を明記している。

 新ケースを採用したモデルは、CPUにインテル14世代・AMD Ryzen 7000番台の最新モデルを、ビデオカードも発売したばかりのGeForce RTX 4000 SUPERシリーズを搭載。2月22日16時より販売を開始している。

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