Slackに生成AIをネイティブ統合、AI機能搭載のパートナーアプリも公開
Slack AIが米英で一般提供開始 日本展開は2024年4月予定
2024年02月15日 07時00分更新
Slackは、2024年2月14日、同社のSlackに生成AIをネイティブ統合した「Slack AI」の一般提供を、米国と英国にて開始したことを発表した。日本での一般提供は、2024年4月を予定している。
Slack AIにより、Slack上に蓄積された社内のナレッジを即座に活用して、すべての従業員、データ、アプリを横断してインサイトを結び付け、統合できるようにになる。Slack AIは、現時点ではEnterprise Gridプランの有料拡張機能として利用できる。
Slack AIの主な機能は以下の通り。
■スレッドの要約:
ワンクリックで、スレッドの会話を要約。出張や休暇、離席などで目を離していても、最新の状況を把握できる。
■チャンネルの要約:
スレッドではなく、チャンネル単位でも要約してくれる。これらのサマリ機能は、元の発言(ソース)もたどることができる。
■検索:
自然言語で問い合わせると、Slack上に蓄積された情報に基づいた回答や要約が得られる。
また、PagerDutyやPerplexity、Boxなど、SlackのパートナーのアプリにもAI機能が搭載される。パートナーアプリは、Slack App Directoryで利用可能。