パソコンショップSEVENの「ZEFT Z47AZA」の魅力を聞いた
空冷で5.25インチベイ採用ケースのBTOPCが渋いぜ! しかもi9-14900FとRTX 4080 SUPERで構成は最新!
2024年02月10日 11時00分更新
4KゲームプレイやAI処理に期待できるRTX 4080 SUPER
PCケースには5.25インチベイ2基採用の「Pop XL Air RGB TG」
──そのi9-14900Fに合わせてGPUは「GeForce RTX 4080 SUPER」(以下、RTX 4080 SUPER)を選択したということなのでしょうか?
中嶋氏:弊社では、最上位モデルの「GeForce RTX 4090」(以下、RTX 4090)のほうが「GeForce RTX 4080」(以下、RTX 4080)より人気です。ですが、RTX 4080 SUPERはRTX 4080からCUDA Core数が増加し、4Kでも快適なゲームプレーができます。また、最近ではゲーム以外にも、GPUを用いて動画のエンコードを行なったり、Stable DiffusionでAI処理したりする方も多く、そういった用途でも大活躍できるGPUですので、弊社としてはかなり期待しています。
──御社のモデルですと、ビデオカードにメーカー指定をしていないものもありますが、今回のモデルはどのようになりますか?
中嶋氏:ハイエンド向けのモデルですと、カードを指定しているケースが多いです。とくに「GeForce RTX 4070 Ti」以降のクラスになると、メーカーや製品にこだわりを持ったお客様が多く、そういった声にお応えしたいなと考えています。一方で「GeForce RTX 4070」以下のミドルクラスやエントリークラスになると、メーカーや型番よりも、コストを抑えるほうが喜んでいただけることが多いです。ですので、今回のZEFT Z47AZAも、標準構成ではメーカーや製品を指定した仕様になります。
──ケースも御社の製品では新顔のように思います。
真重氏:はい、Fractal Designさんの「Define 7 Compact」の後継機として、この「Pop XL Air RGB TG」を採用しました。手ごろな価格帯の製品なのですが、前面に3基、背面に1基のaRGB対応のファンが付属していますし、最近ではめずらしくなった5.25インチベイも2基用意されています。とくに、この5.25インチベイは、カバーで隠すことができるデザインなので、使用頻度が少ない人でも5.25インチベイが気にならないデザインには感心しました。
中嶋氏:フロントパネルはメッシュで覆われているのですが、少し角度をずらして斜めから見ると、六角形にデザインされた凹凸が付けられています。こういうメッシュにひと手間を加え、斬新なデザインとしているあたりが、非常にFractal Designさんらしいなと思います。
──今回、ケースには黒色のものをチョイスしていますが、これは何か意図があるのですか?
中嶋氏:先ほど真重も少し触れましたが、弊社では、このPop XL Air RGB TGをDefine 7 Compactを採用したモデルの後継機として位置付けています。その先代のモデルが黒色のケースでしたので、ZEFT Z47AZAも黒色のケースを選択しています。今回は、全体的にシンプルな感じで構成いたいと考えていましたので、Pop XL Air RGB TGの黒色モデルが、まさにイメージにぴったりでした。