アップルのARグラス「Vision Pro」でスマホの次がハッキリ見えた! 「WWDC23」特集 第35回
【自腹レポ】アップル「Vision Pro」をハワイで買った。その美点と価値はどこにあるのか(西田宗千佳)
2024年02月05日 08時00分更新
アップルが開発した初の空間コンピューター「Apple Vision Pro」を、ハワイで購入してきた。
予約までの諸々はすでに「約50万円のアップル「Vision Pro」予約にいたった経緯を解説する」と題した記事を掲載しているが、その時から諸々変化もあって、今は実際にモノを手にしている。
ハワイで実機を手にするまでの経緯と実機写真、そしてファーストインプレッションをお届けしよう。
急遽ハワイへ飛んで発売日にゲット
前回解説した時には、品物は在米の友人宅に送り、そのあと日本に送ってもらう予定でいた。
だがその後、「西田さん、ハワイならまだ2月2日に受け取れそうですよ」という悪魔の誘いが、同じく購入を予定しているライターの石川 温さんから聞こえてくる。
発売日当日に手に入って、しかも現地でテストできるならそれに越したことはない。そして、旅の道連れがいるというのも心強い。
というわけで、予約をハワイ・ホノルルのカハラにあるApple Store Kahalaでの受け取りにかえ、元々のものはキャンセルした。
石川さんの受け取り予約は、同じホノルルのアラモアナ・センター内のApple Store Ala Moana。まずは朝の開店を取材し、その後に彼の受け取りを見て、さらに1時間後にカハラで自分の分を受け取り……という算段だったのだ。
ただ、実際には変わった。
「Vision Proは売り切れなので予約していないと買えない」という前提だったのだが、店頭在庫がけっこうあったようで、店員からは「だったらここでフィッティングして買う? カハラの予約はキャンセルできるよ」と言われたのだ。
というわけでさらに予定が変わり、日本でした予約はキャンセル。Ala Moanaで現物を買うことになった。移動時間と移動の費用を節約できて、こちらとしては助かった。
結果としてだが、友人知人の多くが「店舗在庫に切り替えて受け取りを前倒し」にするテクニックを使い、素早く受け取ることができた次第である。
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