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標準でメモリーは16GB×4、ストレージは2TB SSD×2

i9とRTX 4090の最強タッグを巨大フルタワー「HAF 700」に! ゲームやクリエイティブ、なんでも超快適なBTOPC

2024年01月30日 11時00分更新

文● 宮崎真一 編集●八尋/ASCII

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ケースに独特なデザインのHAF 700を採用

 さて、ZEFT Z45COではケースにCoolerMasterの「HAF 700 EVO」を採用。HAF 700 EVOは、フロントパネルの強化ガラス製インテイクブレードが特徴的で、円形のLCDディプレーには、温度などの各種システムの情報や、好きな動画や画像を表示することが可能。

 さらにフロントパネルには、USB 3.2 Gen.1(Type-A)×4、USB 3.2 Gen.2(Type-C)×1、マイク入力、ヘッドフォン出力を備えており、使い勝手はかなり良好だ。

フロントパネルの様子

強化ガラス製インテイクブレードとLCDディプレーが特徴的だ

CoolerMasterの設定ツール。フロントパネルのLCDディプレーに表示する内容を変更できる

 サイドパネルは、強化ガラス製で内部が見えるタイプ。その内部はかなり広めで、ラジエーターを背面、トップパネル、底面、フロントパネル、サイドパネルとかなり柔軟に配置できるのがHAF 700 EVOのおもしろいところ。HAF 700 EVOでは標準でフロントパネルに200mm角ファンを2基、背面に120mm角ファンを2基、底面に120角ファンを1基、ぞれぞれ搭載している。

EFT Z45COを横から見たところ。サイズも大きいこともあり、内部空間はかなり広めだ

トップパネルには120mm角ファンを6基搭載

 だが、試用機では側面にラジエーターを設置し、前面ファンを120mm角ファン×3に換装。さらに、底面のファンを3基に増加。トップパネルにも120mm角ファンを6基装備し、内部のエアフローはかなり強力。ケースの冷却性能もかなり高めだ。

CPUクーラーのラジエーターは側面に装備。試用機では前面のファンが120mm角ファン×3に変更されていた

底面にも120mm角ファンを3基搭載している

背面はHAF 700 EVOの標準構成である120mm角ファン×2から変わりはない

 これらのシステムの屋台骨ともいえる電源ユニットには、FSP製で80PLUS PLATINUM認証を取得した1200W出力モデルの「Hydro PTM PRO ATX3.0 1200W」を搭載。電源ユニットは、底面のマザーボードベースの裏側に配置されており、電源ユニットのファンが、ケース内のエアフローを乱す心配もない。

右側面の様子。電源ユニットがマザーボードベースの裏側に配置されている

配線はキレイにまとまっている

電源ユニットのすぐ上にシャドウベイが用意されている

シャドウベイは3.5インチHDDが4基搭載できる構造だ

 また、ZEFT Z45COでは、メインの電源コネクターと、補助電源コネクタはLIANLIの「Strimer Plus V2」に変更されていた。これらのLEDのイルミネーションは、かなりインパクトが大きい。

電源コネクタと補助電源コネクタのイルミネーションはかなり印象的

L-CONNECT 3で電源コネクタと補助電源コネクタのイルミネーションを制御可能

価格は標準構成で税込みで85万7780円
拡張性や冷却性能が高い点は魅力的

 ZEFT Z45COの価格は、標準構成で税込みで85万7780円。さすがにかなりの値段になってしまっているが、最高性能のCPUやGPUを搭載していることを考えれば、納得のいく価格だ。

 ケースにHAF 700 EVOを採用したことで拡張性も高く、将来のアップグレードでも手狭に感じることはないはずだ。ケースの冷却性能も高く、各パーツの性能をフルに発揮できる仕様のゲーミングパソコンといっていい。

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