グローバルで産業用不動産事業とデジタルインフラを展開する豪グッドマングループは、2024年1月24日、茨城県のつくば市に1000メガワット(1ギガワット)級のキャンパス型データセンターを開発することを発表した。
グッドマンでは、同キャンパス地域において最大1000メガワットの電力確保契約を締結しており、それを受けてデータセンターの開発を進める。
現在、同キャンパスでは敷地の準備工事とインフラ工事が進行中であり、1棟目の50メガワットデータセンターは2026年に完成予定。グッドマングループは、この最初のデータセンターに関して、カスタマーと施設開発および賃貸借の覚書を締結しているという。
グッドマングループは、データセンター開発事業に注力するグローバル戦略に基づき、アジアにおけるデータセンターの拡充を進めている。2006年に香港で初めてデータセンターを開設以降、世界各地の12の主要都市でデータセンター開発用の3.7ギガワットの電力を確保しており、直近15年間で0.6ギガワットの電力確保済みの開発用地とパワードシェルプロジェクトをハイパースケーラーやコロケーションカスタマーに提供してきた。