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「情報リテラシー啓発のための羅針盤 情報活用編」第2.0版を公開

ラックの情報リテラシー教材、新版で「生成AI」の項目を追加

2024年01月22日 15時55分更新

文● ASCII

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 セキュリティベンダーのラック(LAC)は、2024年1月22日、ICT(情報通信技術)や情報メディアを活用するために必要な知識をまとめた「情報リテラシー啓発のための羅針盤(コンパス) 情報活用編」の第2.0版を公開した。新たに「生成AIの活用」に関する項目を設けている。

情報リテラシー啓発のための羅針盤 情報活用編 第2.0版

 「情報リテラシー啓発のための羅針盤」シリーズは、2019年3月のリリース以降、研究者による監修を受けながら、「本編」「参考スライド集」「情報活用編」および「使い方ガイド」を公開。随時更新しながら、累計で1万冊以上を配布(2023年12月末時点)している。

 

 2020年に初版を公開した「情報活用編」は、日常生活でのICTや情報メディアの活用シーンを「基本操作」「情報を発信・共有する」「遊ぶ」「学ぶ・働く」「売る・買う」「ICTをもっと活用する」の6つのカテゴリに分類し、どのように活用できるかを中心に編纂している。

 今回公開された第2.0版では、「生成AIの活用」の項目を新たに追加。生成AIが業務ツールとして導入されている事例や、利用する際のメリット、生成AIに入力する質問・命令文(プロンプト)、出力されたデータを利用する際の注意点などについて解説している。その他にも、最新情報を踏まえて全体の内容を見直し、イラストを追加して見やすさを改善している。

 LACでは、今回の情報活用編を、最新の法改正やGIGAスクール構想に対応した「本編」第2.0版と併せて活用することで、デジタル社会・Society 5.0時代に対応した情報リテラシーにおける“光(情報活用)と影(インシデント)”の両面を網羅した知識が身につくとしている。

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