このページの本文へ

ツールとサービスを掛け合わせ外部公開資産を洗い出す

マクニカ、ULTRA REDに精度と網羅性を加えるドメイン調査サービスを提供開始

2024年01月17日 07時00分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 マクニカは、2024年1月16日、ULTRA REDによる攻撃対象領域管理を強化する、ULTRA RED公認の「ULTRA REDドメイン調査サービス」を提供開始することを発表した。イスラエルに開発拠点を置くULTRA REDは、軍事レベルのセキュリティソリューションを提供しており、マクニカは2022年12月に国内初の代理店契約を締結している。

 本サービスは、攻撃を受ける可能性のある外部公開された攻撃対象領域(アタックサーフェス)の把握から分析、継続調査をするULTRA REDのEASM(External Attack Surface Management)に加えて、マクニカ独自のドメイン調査サービスを提供する。

 ドメイン調査サービスは、マクニカのサイバーセキュリティスペシャリストが、本社やグループ会社のドメインから関連ドメイン、IPアドレスの繋がりを辿り関連資産を洗い出す、ツールのみに依存しないマニュアルでの調査を基本としている。

 利用時には、ULTRA REDで調査した関連ドメインに対して、ドメイン調査サービスで網羅的な調査とノイズ除去を実施。その後、ULTRA REDがFQDN/IPを調査スキャン/監視する。これにより、ツールでの継続性と、人の手や目を介したサービスの正確性・網羅性を掛け合わせるという。

ULTRA RED +ドメイン調査サービスの対応範囲

 本サービスは、スポット調査での個別見積りで提供される。

カテゴリートップへ

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード