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「CES 2024」 レポート 第19回

Core Ultra機、57型湾曲モニター、Wi-Fi 7ルーター! CES現地からエイサー新製品レポ

2024年01月10日 19時15分更新

文● 貝塚/ASCII

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筐体にリサイクル素材を採用した「Aspire Vero 16」

 よりカジュアルなラインのノートPCである「Aspire Vero 16」には、リサイクルプラスチックを採用。遠目には、淡いブルーグレーのようなカラーリングだが、近寄ってみると、粉砕されたプラスチック片が確認できる。

Acerロゴのキーを備える

 質感は、アルミニウムなどの金属素材と比較して、高級感には劣るものの、頑丈で、手触りも悪くない。「カーボンニュートラルな製品」もトレンドのひとつだろう。

押下すると、バッテリー効率などを管理できる「AcerSense」が立ち上がる

Acer SpatialLabs View Pro 27

 2023年の10月に発表した裸眼での立体視に対応した27型ディスプレー「Acer SpatialLabs View Pro 27」が、3台のマルチディスプレーの形態で展示してあった。

アイトラッキングによって、没入感の高い3D映像を生成

 Acer SpatialLabs View Pro 27は、ディスプレー上部のセンサーで眼球の動きを追跡し、視点の移動に合わせて3D映像を生成するという仕組みを持つ。裸眼3Dの映像は写真には写せないので、見え方を言葉で説明したい。

 ひと言でいうと、ディスプレーの中に奥行きがあるように感じられる。手前側の被写体にはピントがしっかりと合っているように見え、奥の方に見える建造物や風景は、焦点があっていないときのように見える。肉眼で、近いものに視点を合わせながら、遠くの景色も周辺視野で認識しているような映像が、ディスプレーの枠の中で再現されているとも表現できる。

目や頭の位置から、サウンドの指向性を調整して、立体感のある音響を作り出す機能も設ける

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