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最先端 “エモ”ガジェット徹底レビュー 第24回

初代Mac風のWin11機! ミニPC「AYANEO Retro Mini PC」でベンチマークをぶん回してみた

2024年01月11日 18時30分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●こーのス

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3Dゲームを快適にプレイするためには
グラフィック品質を下げる必要あり

「AYANEO Retro Mini PC AM01」は、CPUに「Ryzen 3 3200U」または「Ryzen 7 5700U」が採用されています。前述のとおりモバイル向けRyzenプロセッサーの最新世代は7000番台。つまり、2世代古いCPUが搭載されていることになります。

 今回ベンチマークを実施したところ、CPUベンチマーク「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は8977ptsを記録。3Dグラフィックスベンチマーク「3DMark」のTime Spyは901、Fire Strikeは2156、Night Raidは9376となりました。2024年のPCのスコアとしては決して高くありません。

 実際、3DMarkの推定ゲームパフォーマンス(Estimated game performance)を見てみると、「Apex Legends」が1080p Ultra設定で30~35fps以上と表示されています。3Dゲームを快適にプレイするためには、グラフィック解像度や品質をもっと下げる必要がありますね。

「HWiNFO64 Pro」で取得したシステムの概要。今回借用したのはAMD Ryzen 7 5700U/RAM8GB/SSD256GBという日本向け製品版には存在しない構成です

CPUベンチマーク「CINEBENCH R23」のCPU(Multi Core)は8977pts、CPU(Single Core)は1262pts

3Dグラフィックスベンチマーク「3DMark」のTime Spyは901

Fire Strikeは2156

Night Raidは9376

3Dゲームベンチマーク「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(軽量品質、1280×720ドット、フルスクリーン)のスコアは2228(重い)

ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は2312.13MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は1121.25MB/s

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