「CES 2024」 レポート 第9回
「2024 CES Innovation Award Honoree」の受賞製品も
デル、QD-OLEDディスプレーやCore UltraノートPCを含むAlienware新製品を発表 (2/2)
2024年01月09日 08時00分更新
QD-OLEDのゲーミングディスプレー2モデル
「Alienware AW3225QF」は、4K(3840×2160ドット)解像度の曲面QD-OLEDパネルを採用した32型ゲーミングディスプレー。反射を軽減し、高いコントラスト比と引き締まった黒色の表現、最大1000ニットのピーク輝度を実現している。
リフレッシュレートは240Hzで、応答速度はG to Gで0.03ms。Dolby Vision HDR規格、VESA DisplayHDR True Black 400規格に対応している。
「Alienware AW2725DF」は、360Hz駆動のリフレッシュレートを実現し、QD-OLEDパネルを採用した27型ゲーミングディスプレー。応答速度はG toGで0.03ms。VESA DisplayHDR True Black 400のほか、AMD FreeSync Premium Pro、VESA AdaptiveSync technologyにも対応する。
Alienware AW3225QFはDCI-P3で99%、Alienware AW2725DFは99.3%の色域をカバーしている。また、両モデルともCES 2024で優れた製品に贈られる「2024 CES Innovation Award Honoree」を受賞している。
ゲーミングマウス&キーボードも刷新
また同社は、ゲーミングマウス「Alienware Pro Wireless Mouse」とゲーミングキーボード「Alienware Pro Wireless Keyboard」も発表している。
Alienware Pro Wireless Mouseはポーリングレート4000Hz時で最大32時間、1000Hz時で最大120時間のバッテリー駆動時間を実現。5分の充電で、ポーリングレート1000Hzなら、6時間のゲームプレイが可能。
アルミニウム製のスクロールホイールを搭載し、6つのボタンは機能をカスタマイズできる。2.4GHzでのワイヤレス接続と、有線接続に対応する。
Alienware Pro Wireless Keyboardは省スペース設計が特徴のゲーミングキーボードで、最大798時間(RGBオフ、2.4GHz接続時)のバッテリー駆動時間を実現している。
接続方式は2.4GHzワイヤレスのほか、Bluetooth 5.1、USB Type-Cを用いた有線接続に対応。Bluetoothデバイス3台までの同時接続に対応する。
この連載の記事
-
自動車
第44回 「CES 2024」の自動車トレンドはAIとSDV! 対話AIで気分はナイトライダー!? -
自動車
第43回 ChatGPTが自動車に! CESで見たクルマの未来を変えるサプライヤーたちの驚きのテクノロジー -
ビジネス
第42回 マクニカが開発中、脳波を用いた運転支援システムを体験した -
自動車
第42回 薄く、軽く、賢いホンダの新型EV「ゼロシリーズ」は2040年100%電動化の旗手 -
自動車
第41回 ソニーホンダのEV「AFEELA プロトタイプ 2024」は運転をゲームのように楽しめる -
自動車
第40回 空飛ぶ車がCESに登場! XPENG AEROHTが「eVTOL Flying Car」がスゴイ! -
スマホ
第39回 iPhoneをBlackBerry化するキーボードケース! CES 2024でガッチリチェック -
スマホ
第38回 画面のないキーボード付きタブレット!? ARグラスを使う「Spacetop」を体験 -
スマホ
第37回 紙みたいなディスプレーのスマホ「NXTPAPER」やARグラスを展示したTCL -
デジタル
第36回 スリムになったゲーミングスマホ「ROG Phone 8/8 Pro」の本体と周辺機器を見た -
AV
第35回 驚異的描写力。ドライバー技術「MEMS」はイヤホン市場を変えるかもしれない - この連載の一覧へ