「いま一番脱げるシンガーソングライター」として人気を博した藤田恵名(ふじた・えな)さんが、ミニアルバム「狂女(ぐるめ)」(価格:2000円)の発売記念イベントを12月14日、ソフマップAKIBA アミューズメント館で開催した。
すでに公表されていることだが、藤田さんは昨年に「平成ノブシコブシ」の徳井健太さんと結婚して出産。しばらく活動を休止していたが、3月に復帰ライブを開催してファンを喜ばせた。創作意欲が高まったことで、このミニアルバム制作を決定。収録される5曲は、すべて藤田さんの作詞・作曲である。
――どんなミニアルバムに仕上がりましたか?
【藤田恵名】いままで攻撃的な曲が多かったのですが、子供ができたことで包容力やまろみ、柔らかさが増しました。母性を詰め込んだ優しい感じ。特に自分のことを歌った1曲目「もう一度」を聴いてほしいです。
――ジャケット写真はインパクトがありますよね。
【藤田恵名】チキンが大好きだし、むしゃぶりつく姿にしたらおもしろいかなと。ウエディングドレスを着ているのですが、自分は結婚式もやる予定もないので、いちおうこれが花嫁写真です(笑)。
――旦那さんからの反応は?
【藤田恵名】「すごくいい作品だね」と言ってくれて、家では私よりも熱心に曲を聴いています。活動をすごく応援してくれるので、今日も会場に来たがっていました。
――今年を振り返った感想を。
【藤田恵名】みなさんと再会して、昔と変わらず応援していただけていることを実感。(音楽活動を続けるかの)分岐点にいましたが、戻ってくることができて本当によかったと思います。
――これからどんな活動をするつもりですか?
【藤田恵名】いままで独りよがりなところもありましたが、周囲と足並みをそろえて音楽活動する予定です。いろいろ動き出している状況ですが、詳細が決ったらSNSなどでお知らせします。
ステージには鮮やかなピンクのワンピースで登場し、「クローゼットの奥に眠っていたものを、着るのは今日しかない!と引っ張り出してきました」と説明してくれた。年内は最終週まで、ライブや忘年会を開催してファンと交流を図る予定だ。