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アイデアと技工で競い合う話題のバトル番組

狂気しかない 「魔改造の夜」新作はホームベーカリーによるパン食い競争です【今夜放送】

2023年11月30日 07時30分更新

文● ASCII

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 企業や大学の一線で活躍する超一流のエンジニアが、発想と技術で勝負する技術エンターテイメントTV番組「魔改造の夜」。毎回、「走る」「飛ぶ」「割る」などのテーマをクリアするために各チームが頭を悩ませつつ、お題として提供されたシンプルなおもちゃや家電を想像の斜め上のモンスターマシンへと昇華させ、最終決戦で王者を決めるという改造ドキュメント番組だ。毎回斬新な形状へと進化する驚き、短い期間と少ない予算内で苦戦するエンジニア達の姿や、本番の緊張感の中、突発的に起きるトラブルをどう乗り越えるかといったドラマも魅力。時にはお互いの検討をたたえて涙する場面も。

 今回のテーマは「ホームベーカリーパン大食い競争」。魔改造されるのは、その名の通り、家庭用パン焼き器だ。ホームベーカリーが、自分で焼いたパンを10個"食べられるか"を競うのである。何を言っているのかわからないと思うので解説すると、あらかじめ競技に参加するホームベーカリーがパンを10個焼き、そのパンを2m、1.5m、1mの3列のコースに吊り下げる。ホームベーカリーは位置を変えながら走行し、走り回って(食べて)回収しなければならないという、自作自演のパン食い競走である。自分のパンを最も多く回収したホームベカリーを作ったチームが勝者となるが、競技時間はわずか1分間。すべてのパンを回収するには1個あたり6秒しかかけられない計算だ。シビアな上、参加チームは試作をするたびに、たぶん、太る。

 トリッキーなお題に果敢にチャレンジするのは、有名タイヤメーカーで同番組初の外資企業のCネンタル(コンチネンタル)、若さと頭脳で勝負するT大(東京大学)、通常のパンどころかお米でパンを焼く製品を発売しているT芝(東芝)の3チーム。

 焼くために生まれてきたマシンを、どう"食べる"マシンに改造するのか。"激ヤバ"な日本の技術力を、今夜、目撃しよう!

魔改造の夜 「ホームベーカリーパン大食い競争」

●放送時間 11月30日(木)19時30分~20時42分(72 分)【NHK総合】

●出演 矢野武(MC)、長藤圭介(東京大学 准教授)、伊集院光(タレント)、スプツニ子!(現代アーティスト)

●語り 田中敦子

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