サイバーセキュリティクラウドは10月11日、新サービスであるAWS環境フルマネージドセキュリティーサービス「CloudFastener」を提供開始した。
昨今、サイバー攻撃が急増し脅威が高まる中、企業に求められるサイバーセキュリティー対策は年々高度化・複雑化しているが、日本企業の大半が、圧倒的な人材不足という課題に直面している。
本サービスは、AWSの各種セキュリティーサービスを包括的に管理し運用するフルマネージドセキュリティーサービス。
AWSのクラウド資産の洗い出し、セキュリティーリスクの可視化、OS・ソフトウェアの脆弱性や設定ミス、クラウド環境の脅威を収集・分析。24時間365日AWS環境を常時保護‧モニタリングし、対処すべきリスクをトリアージし、セキュリティーアラートの処置、対処サポートを実施する。
実際にクラウドネイティブサービスを構築してきたCTO・PM経験者が本サービスを開発しており、ユーザーと同じ目線で運用監視をし、トリアージを実行する。そのため、セキュリティー人材の確保・運用体制に課題を抱える企業でも、AWSクラウド環境で安心して開発業務に集中できるとしている。
また、できるだけAWSネイティブ機能を活用することで、外部SIEM(Security Information and Event Management)などのツールを利用するよりも優れたコストパフォーマンスを実現するという。
なお、本サービスは、2023年中にグローバル販売を開始する予定となっており、2024年の夏ごろにはAWS環境に加えてマルチクラウド対応を予定。