サムスン電子は10月4日(現地時間)、紛失防止タグ「Galaxy SmartTag2」を発表。10月10日より世界的に発売する。日本で発売するかどうかは今のところ公表されていない。
利用には「Galaxy」スマートフォン・タブレットが必要
Galaxy SmartTag2は、アップルの「AirTag」や「Tile」トラッカー同様、スマートフォンのBluetooth機能と組み合わせ、アイテムの位置を特定し紛失や盗難から保護するデバイス。利用にはサムスンの「Galaxy」スマートフォン・タブレットが必要となる。
紛失した時にはユーザーがメッセージで連絡先を入力可能になっているため、Galaxy SmartTag2が付けられたアイテムを発見した人は、タグをスキャンすることで所有者のメッセージと連絡先を確認できる。
また、Galaxy S23 UltraなどUWB(Ultra-Wide Band)対応のGalaxyスマートフォンでは、現在のGalaxy SmartTag2の方向と距離を矢印で示すことができるコンパスビュー機能が利用可能だ。
バッテリーも強化されており、「省電力モード」を利用することで、旧モデルの2倍以上となる最大700日間持続を実現する。
さらに、IP675等級の防水・防塵性能も備えており、アウトドアなどより厳しい環境でもアイテムを追跡することが可能だ。
旧モデルで好評だったスマート家電の制御や、ストーカー被害を防止する「未知のタグ警告」機能、ユーザーデータの自動消去機能なども引き続き搭載されている。
なお、グーグルが提供するAndroidデバイスを見つけることができる「Find My Device」ネットワークとは互換性がない。