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東京ゲームショウ2023レポート 第76回

比べてわかる540Hz液晶や「エヴァ」コラボPCもアツい!ROGブースレポート【TGS2023】

2023年09月24日 10時00分更新

文● ジサトラユージ

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 9月21日から24日の期間、「東京ゲームショウ2023」が幕張メッセで開催された。ASUSは同社のゲーミングブランド「ROG」でブースを出展。なお、今回同社はハードウェア系が集まっているHALL 8の「ゲーミングハードウェアコーナー」ではなく、HALL 2~3のエリアにブースを構えていた。

 ノートPCからスマートフォン、各種ゲーミングデバイスまで幅広いジャンルの製品を展開するROGだけあり、IKEAやバウヒュッテの家具と組み合わせてゲーム環境を丸ごと展示するという出展が目立っていた。他にも、小型ゲーム機型PCとして人気を得ている「ROG Ally」がズラリと並んだ試遊スペースなども設置されていた。

ゲーム機型PC「ROG Ally」はブース中央のコーナーにかなりの数用意されており、試遊ができた

ノートPCの展示

「ROG Phone 7」をはじめとしたスマホの展示も

壁面にはマザーボードが飾られていた

マウスやキーボードの展示コーナー

BTO PCメーカーのゲーミングPCが置かれたエリアも

家具メーカーの製品とROG製品を組み合わせたゲーミング環境も展示

レーシングゲーム用のセッティングも

 今回の展示の中で特に目立っていたのは、「エヴァンゲリオン」とのコラボPC&コラボデバイス。同社が「エヴァンゲリオン」とコラボするのは今回で2回目となっている。2022年の第1弾では「EVA初号機(EVA-01)」や「特務機関NERV」のモチーフを取り入れた製品だったが、今回は「2号機(EVA-02)」とアスカがデザインモチーフとなっている。

ROG×エヴァンゲリオンコラボの第2弾製品。2号機の赤色はインパクト大

内部のパーツもエヴァ仕様。ヒロインのアスカが描かれた部分もあり、ファンにはたまらない

マウスとキーボードにもコラボ製品がある

 また、今回の展示の中では、まだ国内発売していない出展製品も多く見られた。そうした未発売製品を写真で紹介しよう。

リフレッシュレート540Hzを誇る24型液晶ディスプレー「ROG Swift Pro PG248QP」。応答速度も0.2ms(GTG)で、ゲーミングに特化している。パネルはTN

独自に開発されたキースイッチ「ROG NX SNOWスイッチ」を搭載した「ROG Strix Scope II 96 Wireless」。96%というサイズもちょうどいい

「Aim Lab」とコラボしたゲーミングマウス「ROG Harpe Ace Aim Lab Edition」と、初心者でも自作キーボードの要素を体験できるスイッチルブキットが付属したゲーミングキーボード「ROG Azoth」のホワイトモデル。強化ガラス製で非常に滑りがいいマウスパッド「ROG Moonstone Ace L」も

10GbpsのWAN/LANポートに2.5GbpsのLANポートを複数搭載したWi-Fi 7対応ルーター「ROG Rapture GT-BE98」

容量10リットルで「GeForce RTX 4070」を搭載したコンパクトなゲーミングPC「ROG G22CH」

有機ELパネルを採用した49型スーパーウルトラワイドディスプレー「ROG Swift OLED PG49WCD」。曲面パネルで解像度は5120×1440ドット、リフレッシュレートは144Hz。応答速度は有機ELならではの0.03ms(GTG)。HDR 10をサポート

こちらはVAパネルの49型スーパーウルトラワイドディスプレー「ROG Strix XG49WCR」。曲面パネルや解像度は上と同じだが、リフレッシュレートは165Hz、応答速度は1ms(GTG)。DisplayHDR 400をサポート。こちらは9月29日発売予定

Fast IPSを採用した38型4Kディスプレー「ROG Swift PG38UQ」。リフレッシュレート144Hzで応答速度は1ms(GTG)。DisplayHDR 600をサポート。こちらも9月29日発売予定

 今回の東京ゲームショウで展示された新製品には、「COMPUTEX TAIPEI 2023」で出展されたものなども多く、日本での発売も楽しみだ。特に今回は、ディスプレーの新製品が目を引いた印象。

リフレッシュレート540Hzの「ROG Swift Pro PG248QP」の横には144Hzの液晶が置かれており、目視でフレームレートの差を確認できた。正直144Hzと240Hzだとあまり差がわからない筆者だが、144Hzと540Hzだとかなりの差があるのが確認できた

 また、デスクトップPC向け第14世代Core(Raptor Lake Refresh)をサポートするマザーボードなども注目の製品といえる。ROGのこれからの新製品には要注目だ。

最新マザーボードはWi-Fiアンテナ用のコネクターがネジではなく押し込むだけになっている

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