⾓川アスキー総合研究所は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)による若手研究人材育成事業「覚醒プロジェクト」を開始した。⾓川アスキー総合研究所は産総研から本事業を受託し、業務実施機関として事業を推進する。
産総研は現在、ディープテック(社会的インパクトの大きい科学的発見や革新的技術開発)分野の研究開発による社会課題の解決を目指し、特に飛躍的に進歩している人工知能(AI)や、機械学習に基づく情報科学技術に注目している。
今回の「覚醒プロジェクト」では、AI技術やバイオインフォマティクスを中心とした分野で、若手研究者による独創的な発想による研究テーマを募集。審査によって採択された研究者に対して、プロジェクトマネージャー(PM)の伴走やアドバイス、300万円の支援、AI橋渡しクラウド(ABCI)などの産総研が保有する研究環境を提供し、研究開発を支援する。
募集分野は、「空間の移動」「生産性」「健康・医療・介護」「安心・安全」「その他の社会課題に資するテーマ」の5つ。対象となる研究者は、高等専門学校専攻生、大学院生、ポスドクなど、高専、大学、研究機関、企業等に所属する35歳未満の個人もしくはグループとなる(学部生は対象外)。
応募は公式サイトから、2023年10⽉13⽇まで受け付ける。
なお、応募希望者向けのオンライン説明会も予定している。詳細は公式サイトを参照のこと。
■覚醒プロジェクト 公式Webサイト