Clouderaは9月7日、Amazon Web Services, Inc.(以下、AWS)と戦略的協業契約を締結したと発表した。
ClouderaとAWSの関係を強化し、AWS上でクラウドネイティブのデータ管理とデータ分析を加速・拡張することへのコミットメントを示すことになる。また、ClouderaがAWSのサービスを活用することで、ClouderaのAWS用オープンデータレイクハウスによる信頼性の高いエンタープライズ向け生成AIを実現し、ユーザーは継続的なイノベーションとコスト削減が可能となるとしている。
ClouderaはAWS MarketplaceにCloudera Data Platform(CDP)パブリッククラウドを提供しているAWS ISV ワークロード移行プログラムの認定パートナーであり、今回の統合によってユーザーがクレジットを利用してワークロードをクラウドに移行し、AWS上でCDPを購入する際の利便性が向上するという。
ClouderaはAmazon Simple Storage Service(Amazon S3)、Amazon Elastic Kubernetes Service(Amazon EKS)、Amazon Relational Database Service(Amazon RDS)、Amazon Elastic Compute Cloud(Amazon EC2)などのAWSサービスと直接統合できるようCDPを設計しており、コストを削減しながらAWSの最新のイノベーションを活用できる統合プラットフォームを提供。AWSのネイティブサービスを利用することにより、ユーザーは自身で統合を管理する必要がないことが大きな利点となる。