上位モデルと変わらぬ性能ながら価格は抑えめ! AKRacing「wolf」は高コスパなゲーミングチェア

文● BRZRK 編集●ASCII

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 まだまだ残暑が続くなか、ゲーム業界では期待のタイトルが次々と発売されていることもあり、PCデスクの前から離れずゲームに没頭している人も多いのではないだろうか。そんなとき、体を最も密着させるチェアが良くないと気づかぬうちに体に負担が蓄積されてしまう可能性がある。

 そこで今回紹介するのは、ゲーミングチェアの老舗であるAKRacingの「Wolf」だ。一体どんなチェアなのか見ていこう。

上位機種の設計と機能を踏襲した安価なモデル

 狼の名を冠するWolfは、Wolfレッド、Wolfグレー、Wolfホワイト、Wolfパープルといったゲーミング感マシマシな4つのカラーバリエーションがラインナップされている。

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シンプルな配色パターンだがゲーミング感を損なわないデザイン

 これまで紹介してきたAKRacingの製品では、使用者の体が触れるチェア部分はPUレザー(ポリウレタン合皮)で覆われていたが、Wolfの場合、上記カラーが施された部分に関してはファブリック(布地)を採用したモデルとなっている。

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高品質のレザーに加えて肌触りと通気性の良いファブリックを使用することで、使用者が長時間利用しても蒸れにくく快適に利用できる

疲れにくい=長時間も苦じゃない=GOOD!

 長時間ゲームを遊んでいたり、作業をしている状態というのは体がチェアにベタ付けになっているため、表面上はそう見えなくても体への負担は結構なものだ。

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 Wolfは使用者への負担を軽減するために極厚なシートクッションを搭載。このクッションは高密度なモールドウレタンフォームをふんだんに使用することで、体を包み込むように受け止め快適に利用できる。

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剛性に優れたメタルフレームとシートクッションを組み合わせることで、姿勢が保たれるようになっている

 Wolfには、AKRacingの人気の要因でもあるヘッドレストとランバーサポートが同梱されている。ヘッドレストは頭と首を支え、ランバーサポートは腰(腰椎)を支えるクッションだ。

 これらのクッションはチェア本体とは独立しているが、ケーブルを調整することで配置する高さを変更でき、使用者ごとに最適なサポートをしてくれる。背中が丸まったりストレートネックになりがちな現代人にこそ求められる機能と言えるだろう。

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気付かぬうちにダメージが蓄積しやすい部位を手厚くサポート

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 そして忘れてならないのが最大180度のリクライニング機能だ。ゲームや作業をしていると多少なりとも体にストレスが生じてしまう。そんなときに背もたれを倒すリクライニング機能を使えば背筋を伸ばしてリラックスすることが可能だ。固まった筋肉を伸ばすというのもあるが、単純に作業の合間に背もたれを倒して目をつぶるだけでも体は十分に休まる。別売りのオットマンと呼ばれる足置き台を併用すれば足も伸ばせて効果倍増かもしれない。

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いわゆるシエスタをするのにも最適なリクライニング機能

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オットマンにも複数のカラーバリエーションがあるのでチェアと合わせてもいいし、あえて異なるカラーを選ぶのもアリ

価格を抑えつつもハイパフォーマンス!

 以上、AKRacingのWolfを見てきたのだが、同ブランドの上位機種のゲーミングチェアと比べて遜色があまりないものの、価格を4万4800円とかなり抑えることに成功している。

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 これから迎える秋は"秋の夜長"なんて言葉のとおり、夜遅くまでPCの前でゲームや作業をする人が多いだろう。そんなときにWolfがあればより捗るのではないだろうか?

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