ゼンリンデータコムは9月4日、同社が開発した地図上にハザードマップを重畳する配信システムが、JA共済連のスマホ用アプリ「JA共済アプリ」(iPhone/Android対応)内で9月1日から提供開始された新コンテンツ「防災マップ」に採用されたことを発表した。
近年、多発化・激甚化する自然災害の被害最小化を目指し、JA共済連では誰でも無料で利用できるJA共済アプリを通じて防災マップ機能と「防災アラートメール」機能を提供している。
防災マップ機能は、同一マップ上で洪水ハザードマップと「避難場所マップ」の表示を切り替えて確認できる機能。2022年度から、地図上で避難先の確認が可能な避難場所マップを提供しており、昨今の記録的な豪雨等による被害状況を踏まえ、9月1日からは洪水・浸水想定区域を確認できる洪水ハザードマップを追加し、より防災に関する情報の把握に役立つ機能にアップデートした。