9月1日は「防災の日」。今年の9月1日は関東大震災から100年の節目にあたる。
改めて、防災意識を高めていきたいところだが、やはり重要なところはいざという時の家族や友人、大切な人との連絡手段だろう。
本記事では、主な携帯キャリアおよびGoogleのサービス「パーソンファインダー」やLINEなどが行う災害対策サービス情報をまとめてみた。
キャリアは防災の日に合わせ体験用の災害伝言板をトップページに掲出
NTTドコモ、KDDI、SoftBank、楽天モバイルは、防災週間(8月30日~9月5日)中、ウェブサイトにて体験用の災害用伝言板サービスを提供中。ウェブサイトのトップページに掲載されている。
各キャリアの災害用伝言板へのリンクは以下の通り。
NTTドコモ:http://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi
KDDI:https://dengon.ezweb.ne.jp/
SoftBank:http://dengon.softbank.ne.jp/J
楽天モバイル:https://public-safety.mobile.rakuten.co.jp/?lang=ja
ヤフーとLINEでも防災キャンペーンを実施
またヤフーおよびLINEでは、関東大震災から100年となる9月1日の「防災の日」に向け、防災意識を高めてもらうための企画「9.1防災の日 #災害に備える」を実施する。
9月1日にLINEアプリのホームタブに赤枠のバナーが出現。ユーザーは案内に沿ってタップしていくだけで、大規模な災害発生時に自分の状況をLINEアプリ上で共有する方法を体験できる。
さらに「Yahoo!検索」と「LINE Search」では「防災」と検索すると防災対策で押さえておきたいポイントや災害時の検索活用方法が確認できるので、合わせてチェックしてみてはいかがだろう。
Googleのパーソンファインダー
いざ災害が起きた時に多くの人がいち早く確認したいのが、家族や友人の安否だろう。
Googleが提供している「パーソンファインダー」を知っておこう。パーソンファインダーは、PCや携帯電話から誰でも利用できるサービス。
災害時に「自分の安否を伝える」、もしくは「家族や友人の安否を確認する」といったことが可能だ。
Google パーソンファインダー(安否情報):https://www.google.org/personfinder/japan
いざというとき、連絡する手段や伝言を残しておくという手段を知っているだけで、事前の防災訓練にもなる。
常日頃からの対策は必要かと思うが、この機会にぜひ、防災についてより一層、意識してみてはどうだろうか。