X(旧Twitter)に2011年から2014年にかけて投稿されたツイートに含まれる画像が一部表示されなくなっていることが明らかになり「無断消去か?」とユーザー間に混乱が広まるも、現在では画像を表示する際に利用される短縮URL「t.co」のリダイレクトに失敗しているのではということがわかり事態は沈静化している。なお、Xおよびイーロン・マスク氏から本件に関しての言及はない。
公式発表は一切なし
More vandalism from @elonmusk. Twitter has now removed all media posted before 2014. Thats - so far - almost a decade of pictures and videos from the early 2000s removed from the service.
— Tom Coates (@tomcoates) August 19, 2023
For example, here’s a search of my media tweets from before 2014. https://t.co/FU6K34oqmA
本件が広まりを見せたのは8月19日(現地時間)に投稿されたトム・コーツ氏のポスト(ツイート)。「イーロン・マスク氏からのさらなる破壊行為」で始まるこのポストは1万回以上リポストされ、日本でも不安が広がった。
だが、数時間後にコーツ氏のポストに「2014年以前の画像はサーバーに保存されているが、t.coのリンクは現在壊れているため」と、画像への直接リンクを添えたコミュニティーノートが投稿され、一時的にリンクが切れているだけで少なくとも完全に消去されたわけではないことが判明した。
イーロン・マスク氏が旧Twitterを買収後、大量のエンジニアが解雇されたことが明らかになっており、以後API関連のエラーも多発している。今回の騒動もなんらかのシステム変更にまつわるエラーなのかもしれない。