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最先端 “エモ”ガジェット徹底レビュー 第8回

エモすぎるソウルフード握ってみた

おにぎりのふわふわ感がレベチでした タカラトミー「究極のおにぎり」

2023年08月17日 18時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●こーのス

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タカラトミーアーツ「究極のおにぎり」希望小売価格4378円

 「おにぎり」と言えば日本人のソウルフード。かくいう筆者も、結構ひんぱんにコンビニおにぎりを購入して、むしゃぶりついています。そんなおにぎりですが、比較的作り方はシンプル。しかし、そのぶん握る人の腕前により出来には大きな差があります。口の中に入れたときに、ホロリとほどけるような絶妙なふわふわ感のおにぎりは、専門店などに行かなければなかなか食べられません。そこで今回レビューするのが、誰でも簡単にもっちり&ふわふわなおにぎりを作れる、タカラトミーアーツのクッキングトイ「究極のおにぎり」です。

食の究極を追求する「究極シリーズ」の第4弾は
俺たちのおにぎり

 「究極のおにぎり」は、タカラトミーアーツが「食の究極」を追求する「究極シリーズ」のニューモデル。「究極のTKG(たまごかけごはん)」、「究極のNTO(納豆)」、「究極のMYO(マヨネーズ)」に続く第4弾となります。

製品パッケージはリアル店舗で映えるデザインです

 本製品は「おにぎりケース」、「おにぎりスタンド」、「卵黄トレー」で構成。「おにぎりケース」にアチアチなご飯(約80~100g)を入れてから、「おにぎりスタンド」にセットしてレバーをONに入れると、「おにぎりケース」が回転します。約30秒経過すると、外側はもっちもち、内側はふっわふわなおにぎりが完成! ……というわけです。

パッケージには「おにぎりスタンド」、「おにぎりケース」(大、小)、「卵黄トレー」(上、下)、取り扱い説明書、「福袋プレゼント」のちらし……が同梱

 意外に簡単な仕組みだなーと思われる方もいるかもしれません。しかし、おにぎりに「艶」と空気を含んだ「ふんわり感」が出るように、「おにぎりケース」の形状、回転スピード、ご飯の重みを考慮した打ち付ける強さなどを細かく調整し、「究極の食感」に仕上がるように調整したとのこと。期待が膨らみますね!

 本製品はジャンル的には「クッキングトイ」に入りますが、「おにぎりケース」と「卵黄トレー」は「ポリプロピレン」という汎用樹脂が使われており、耐熱温度は110℃、耐冷温度は-20℃を実現。「おにぎりケース」に炊きたてのご飯を入れたり、「卵黄トレー」を冷凍庫に入れても問題ありません。ただし、電子レンジ、食器洗浄機、食器乾燥機などの使用は禁止されているのでご注意ください。

 「おにぎりスタンド」に「おにぎりケース」を装着したサイズは155×150×90mm、加えて単2形アルカリ乾電池2本をセットした重量は実測491g。駆動時間は……記載がないです。駆動時間を実測しようと思いましたが、入れたご飯が傷むまで動き続ける予感がギュンギュンしますので、今回はやめておきますね。食品で遊ぶのはよくないので。

本体前面の「ong」のロゴが可愛い。手前にあるレバーは電源スイッチです

本体上面。回転するのは中央の歯車のみ。回転方向は向かって右です。左右のローラーのサイズが異なるのは、究極のおにぎりを作るための秘密なのかも?

電池ブタはプラスネジで固定。クッキングトイならではの配慮ですね

電池は単2形アルカリ乾電池を2本使用。充電式電池の使用は不可です

「おにぎりスタンド」、「おにぎりケース」、単2形アルカリ乾電池2本の合計重量は実測491g。問題なくモバイルできます。キャンプ場にて飯盒(はんごう)で炊いたご飯をおにぎりにするなんてのにも、もってこいです

(次ページ:実際に握ってみよう! ごはんの温度ってどれくらい熱いの?)

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