すでにこの中で住めるレベルに設備が揃っている
話が逸れましたが、このクルマはプロトタイプみたいな物なので、いろんなオプションが元々付いていたのです。
エアコンはなかなか効きが良く、初夏くらいまでは最小の風量とパワーでも十分寝られます。太陽が出るとバンクベッドはちょっと暑いみたいです。その場合、もうちょっとパワーと風量を上げればいけるかな? 「思ってたよりも効く! やるな~!」が、正直な印象です。
じゃあ、冬は? ご安心。FFヒーター(オプション)付き! こちらは別に軽油のタンクがあり、車内をガッチリ暖かくしてくれます。その恩恵は商談に行った日がとても寒く、車内を暖めて頂いていたのでしっかりと味わいました。
冷蔵庫も標準装備。運転席後ろのソファーを上げるとドンと登場。12Vのシガーソケットで動きます。が、私はハイコーキの冷蔵庫を持ち込んでまして、サブバッテリーに繋がなくてもバッテリーである程度動いてくれますので、コチラを使用しております。
テレビも完備しています。私は地上波をまったく見ないので、車内ルーターとFire TV Stickを繋げてYouTubeやNetflixを楽しんでおります。
100Vコンセントを使い、IHコンロでお肉を焼いたりもできます。普通のキャンピングカーよりは狭いので、いろんな配置換えが発生するから、まだ一度しかやった事がありませんけども。これは今後楽しんでいきます。
水は10Lの清水、汚水タンクがそれぞれ入っています。私はまだ使ってませんが、ちょっとした洗い物なんかは余裕でこなせます。外にはシャワーも付いていますから、海などでサンダルで歩いてきた時なんかに砂を落とすのに使えたりしますね。
バンクベッドは木のパーツをハメて手前に引き出せば、大人が2人寝られるスペースに。
とはいえ、荷物があるから半分は荷物置き場になっています。下のソファーも広げれば全面ベッドになりますが、プロレスの相棒である「くいしんぼう仮面」とトークショーで回る時はグッズなどの荷物も多いから、下はベッドにせずカバンを並べ、私はソファーのまま寝ていました。このままで十分寝られます。荷物が多いとどうしても寝るだけになるのは仕方がないところ。
装備にお金を惜しむべからず!
でないと快適にはならないぞ
下回りはフルカスタムです。前後スタビライザー、強化ショック、リフトアップ。いろんなレビュー動画で「大型車に抜かれる時にものすごく揺れる」なんて言われてるのを観ていましたが、これなら大丈夫! でした。ノーマルとはかなり違うみたいですね。
ほかにも、サイドオーニングが標準装備。夜は外を照らすライトも。おかげで明るい! うしろにはサイクルキャリアも付いています。ここにボックス乗せて収納として使うのもアリですね。
さあこの「JP STAR HAPPY1」、定価がスゴい! 360万円! これ、恐ろしく安い価格です。同じくらいのスペックのキャンピングカー探してみて! 500万円くらいします。そこからどんどんオプションマシマシみたいなところが多いのです。
もうすぐハイゼットトラックの値段が8万円くらい上がるらしいのですが、それでも激安と胸を張ってオススメします。
そしてここがポイント。普通はですよ、この価格にオプション乗せて、さらに納車整備費だの登録費用だのとかかってくるワケです。これ、乗り出し価格なんです。スゲエ!
ただ、ノーマルで買うのはオススメしません。最低限、エアコン、FFヒーター、400Ahバッテリー、そして足回りフル装備を! かなり変わるはず。
もしこのコラムを読んで、JP STARさんに見に行ってみようと、思ってアナタ。愛知県豊明市の本店なら、「プロレスラーの菊タローさんに聞いて来た!」と、言っていただければ、なにかしらのサービスをしてくれるとか。そのほかの取り扱い店では「は、はあ……」と、言っていただけます! ワハハハ!
次は走りについて……おっと、文字数かなりオーバーなので、ここからは次回に!
■関連サイト
- JP STAR HAPPY1
- @kikutarochan(Twitter)
- 菊タローTV(YouTube)
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