ワークスモバイルジャパンは8月7日、オーティー情報システムと共同で、自動車ディーラー向けにデジタルセールスによる営業支援ソリューション「トヨトーク」を提供開始した。
本ソリューションは全国トヨタ系販売会社向けに展開を予定している。
一部のトヨタ系販売会社は、「LINE WORKS」を導入し、社内コミュニケーション基盤としての活用や、LINE WORKSが顧客のLINEと繋がることで電話・メール・ SMSに変わる、顧客への新たなコミュニケーションツールとして活用している。
一方で、販売会社はトヨタ自動車が販売店に提供する販売店CRMを使用し、顧客情報に基づいて、点検サービス案内や、新車販売を目的とした営業活動をしている。その中で、LINE WORKSを既に導入済みの販売店から、「LINE WORKS導入の効果を最大限に発揮したい」、また、顧客から「点検案内をLINEで送って欲しい」などの要望を度々受けていた。
従来の営業(追客)では、販売店CRMのユーザーインターフェースからDMを発送、またはメールを送信し、電話・メール・SMSから顧客をフォローしていた。
また、LINE WORKSを活用した場合にも、LINE WORKSのアドレス帳からニックネーム管理されている顧客を探し、トークルームからメッセージを送信していた。
これらの複数ステップがトヨトークを導入することで1ステップに短縮され、顧客フォローの負担を軽減する。
販売店CRMとLINE WORKSが連携し、追客指示や誘致案内指示を一斉配信できるトヨトーク。管理コンソールから販売員に向けて自動で追客指示を出し、その指示を販売員がLINE WORKS上で受け取り、1ステップのUXによりLINE WORKSと繋がった顧客のLINEに配信が可能となる。
一斉配信・リッチメニュー機能はテクノロジーズが提供するSaaSサービス「Circle(サークル)」を利用している。