今年7月、このごろメーカーやIT企業が盛んに進出しているインドへ行ってきました。ほぼ完全に自動化されたパナソニックの近未来的な工場を取材してきたのですが、道中、マクドナルドでインド版の「スパチキ(スパイシーチキン)」を食べる機会があったので、ちらりとご紹介します。
インドはヒンドゥー教徒が多いので、マクドナルドに牛肉や豚肉を使ったハンバーガーはありません。そのため基本的なメニューは野菜かチキンの二択。野菜というのは、簡単に言えばじゃがいもとえんどう豆のコロッケバーガーです。
「チキン」メニューの中から、刺激を求めて注文したのはスパイシーチキン。価格は182ルピー(約311円)でした。円安もあって日本のスパチキ(200円)より100円も高い。本当は「チキン・マハラジャ・マック」が食べたかったのですが、当日のメニューにはありませんでした。
日本と同じように、レシートに書かれた番号にしたがって待つこと数分。スパイシーチキンが提供されました。
中身は、ザクザクとしたフライドチキンとレタス、そしてマヨネーズがはさまれたシンプルなチキンバーガー。チキンは歯ごたえがザクッと気持ちいいクリスピータイプ。「あれ、辛くない?」と思いつつ食べていると、後から唐辛子の辛さが追いかけてきました。あー辛い!でもうまい!
イメージとしては、ローソンの「Lチキ レッド」を、「Lチキバンズ」ではさんだローソン版スパイシーチキンバーガーに近いですね。余談ですがローソンとファミマはチキンバーガー用の生野菜をサラダ扱いで出してほしいです。
一方、日本のマクドナルドの「スパチキ」は、大きなチキンナゲットにレタスと辛いマヨネーズをはさんだようなハンバーガーなので、食感も味わいも違っています。
個人的には日本よりインドのスパチキのほうが好み。ガツンとくる肉感と、「辛いモノ食べた〜」という満足感がありました。「インドフェア」などを開いて日本でも出してくれないものかなあと、日本のスパチキを食べると思わされます。以上、インド取材のこぼれ話でした。
書いた人──盛田 諒(Ryo Morita)
1983年生まれ。6歳児と2歳児の保護者です。Facebookでおたより募集中。
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