翌営業出荷無料＆PayPayでの支払い対応など、実店舗でのメリットも紹介

新ゲーミングPCブランド「NEXTGEAR」シリーズの実機をダイレクトショップでチェック！

2023年07月27日 10時00分更新

文●ジサトラハッチ　編集●ASCII

　マウスコンピューターは、新たなゲーミングブランド「NEXTGEAR」シリーズの実機を、7月26日（水）より同社のダイレクトショップにて展示を行った。

　同社はゲーミング向けとして「G-Tune」というブランドを展開しているが、そこに新たなブランドが追加された形となる。元も「G-Tune」ブランドのPCに「NEXTGEAR」というシリーズがあったが、それが独立してブランド化したようだ。

　そんな、気になる新ブランドの「NEXTGEAR」シリーズだが、東京・秋葉原にある「秋葉原ダイレクトショップ」にお邪魔して、展示されていた実機を、さっそく確認してきた。

　PCケースもオリジナルのものになっていて、正面から見ると“N”の文字をデフォルメし、左右対称にしたオシャレ感を演出している。そこに「NEXTGEAR」を略した“NG”を模したロゴが配置されている。

　NGのロゴも服飾ブランドのデザインロゴのようなオシャレ感がある。G-Tuneブランドではサイドの強化ガラスパネルがオプションの製品もあったが、どうやら現在発表されている、本ブランドの第1弾「NEXTGEAR JG」シリーズは、標準で強化ガラスパネルになっているようだ。

　展示機は正面の裏側に3つのファンがあり、上部2つ、背面1つも含め全てが赤色LEDで点灯しているが、標準構成ではLEDは非搭載になっている。その点だけは注意してほしい。

ケースファンの標準構成はモデルによって異なるが、最も安価な「NEXTGEAR JG-A5G1D」の場合は、標準だと前面×1、背面×1になっている。赤色LEDを備えるケースファンは、ソフトウェアで他の色に変更できない

展示機はケースファンが前面×3、上面×2、背面×1構成で赤色LEDを備えていた

　フロントインターフェースは前面ではなく上部にある。USB 3.0 Type-Aが2つ、マイク入力、ヘッドホン出力を備える。

電源ボタンも上部にあり、その下にmouseのロゴが控えめに印字されている

　同社は以前G-TuneブランドのPCケースを変更する際、生放送で視聴者に意見を募ったが、今回のNEXTGEARはTwitter上でユーザーアンケートを実施。およそ9000名が参加し、そのアンケート結果を元にPCケースを制作したという。

上部と下部にはホコリを防止し、メンテナンスがラクに行なえるメッシュフィルターも備えている

背面はG-Tuneの一部モデルのように前面HDMIポートに取りまわす機構などはなく、ごく一般的なシンプルな作り

強化ガラスのある左側面と異なり、右側面パネルはシンプルな形状になっている。取り外す場合は、背面のネジを取り外す形のようだ

　「NEXTGEAR」シリーズは、ECサイト限定での販売となっているが、注文はダイレクトショップでも行なえる。ダイレクトショップでは、実機を見て、さらに商品に詳しい店員さんに相談して購入できるので、安心だ。

　ちなみに、ダイレクトショップでは、NEXTGEAR以外にもマウスコンピューターの各ブランドの製品が展示されている。また、マウスコンピューターでは通常PCの配送に3～4日かかるが、翌営業日出荷サービス対応製品は、注文した翌日に出荷される。しかし、ECサイトからでは、この翌営業日出荷サービスを依頼すると+2000円かかるところ、ダイレクトショップで注文すると、そのサービス料が無料になるとのこと。

ゲーミングPCは、ダイレクトショップの2階に数多く展示されている。同社のゲーミングディスプレーも置かれているので、PCと一緒にディスプレーの相談をすることもできる

　さらに、ダイレクトショップでは、ECサイトにはない店舗限定の割引製品や、アウトレット製品も売られている。もちろん、在庫限りになるので、以下のように取材時の価格で売られているか、お得なアウトレット品が残っているかは保証するものではない点は注意してほしい。しかしながら、そうした店舗ならではのメリットもあるので、気になる人はダイレクトショップに足を運んでみるのも一興だろう。

ハイエンドな製品は、モノによっては10万円近くお得になっているモデルも

アウトレット品も置かれている。秋葉原の店舗には、アウトレット品も集まりやすく、掘り出し物も多いようだ

ちなみにECサイトにはない店舗でのメリットとしては、PayPayが使えるというのもある

さらに、店舗だとジャックスカードのローンが最大36回まで金利手数料が無料になる

　同社は本ブランドの立ち位置などを明らかにしていないが、CPUはいずれも最新世代より前のAMD Ryzenプロセッサーを採用。dGPUは最新世代のミドルクラスやローミドルのクラスのビデオカードを採用し、かなりお買い得な価格帯に収まっている。

　同社は今年で創業30周年。新たに「人とパソコンをもっと近づける」といった理念を掲げている。「NEXTGEAR」シリーズは、高い性能や最新世代での構成にコダワル人ではなく、お買い得で実用的であればOKと考える、よりライトなユーザー層を抱え込むブランドといったイメージがある。

　PCでゲームをプレイしたいが、15～20万円くらいのコストはかけられない、できる限り安くPCを購入してゲームがしたい、といった人は、同シリーズのPCの購入を検討してみてもいいのではないだろうか。

　また、現在「NEXTGEAR」シリーズは、デスクトップPCのみで展開しているが、ノートPCの登場にも期待したい。

●関連サイト

NEXTGEAR JGシリーズ

マウスコンピューター

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