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400台限定!未発売の34型弯曲ディスプレーとのセットモデルも登場

カラーはSNSの意見でグリーンに!12万円台からのNEXTGEARゲーミングノートPCなどをマウスコンピューターが発表

文●ジサトラハッチ 編集●ASCII

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新ブランドNEXTGEARのゲーミングノートPCを発売開始!

 マウスコンピューターは2023年10月24日、都内にて発表会を実施し、同社のゲーミングブランド「NEXTGEAR(ネクストギア)」からAMD Ryzen CPUとNVIDIA GeForce RTX 4000シリーズを搭載した16型のゲーミングノートPC「NEXTGEAR J6シリーズ」を発表した。

「NEXTGEAR J6シリーズ」

 同社はゲーミングブランドとして「G-Tune」を展開しているが、その中で展開していた「NEXTGEAR」シリーズ名を冠したブランドを今年より展開。

 すでにデスクトップPCは販売を開始していたが、「NEXTGEAR J6シリーズ」は同ブランド初のノートPCとなる。CPUはAMD「Ryzen 7 7840HS」またはAMD「Ryzen 5 7535HS」。GPUはNVIDIA「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」または「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」。メモリーは16または32GBで、ストレージが最大1TBとなっている。

 また、今回の発表会では後述するように、発表会に合わせて既存のNEXTGEARのデスクトップPCにも、上位モデルなど複数のラインアップが追加されたことも明らかにした。

「NEXTGEAR J6」の主なスペック
モデル名 J6-A5G50GN-A J6-A5G60GN-A J6-A7G60GN-A
液晶ディスプレー 16型(1920×1200ドット、165Hz)
CPU AMD「Ryzen 5 7535HS」(6コア/12スレッド、最大4.55GHz) AMD「Ryzen 7 7840HS」(8コア/16スレッド、最大5.1GHz)
メモリー 16GB 32GB
ストレージ 256GB(NVMe) 500GB(NVMe Gen 4×4) 1TB(NVMe Gen 4×4)
GPU NVIDIA「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」(6GB GDDR6) NVIDIA「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」(6GB GDDR6)
Webカメラ 100万画素
通信機能 Wi-Fi 6E、Bluetooth 5
インターフェース Mini DisplayPort、HDMI、USB 3.1 Type-C、USB 3.0 Type-A×2、USB 2.0 Type-A、SDメモリーカードリーダー、ギガビットLANほか
バッテリー駆動時間 約8時間 約6時間
サイズ/重量 358.4(W)×268.3(D)×26.3(H)mm/約2.29kg
OS Windows 11 Home
保証期間 3年間センドバック修理保証・24時間×365日電話サポート
直販価格 12万4800円 14万9800円 18万9800円

 冒頭では、マウスコンピューターの代表取締役社長の小松永門氏が登壇し、NEXTGEARブランドを立ち上げた経緯などを紹介した。

マウスコンピューター代表取締役社長 小松永門氏

 近年は部品の値上がりだったり、為替の影響だったりで、ゲーミングPCの価格が高騰していた。そのため、より幅広い層にゲーミングPCを使って貰うために、もっと単価を抑えたPCが必要だろうということで、同社がこれまで展開してきたG-Tuneとは別にコストパフォーマンスに優れるNEXTGEARブランドを展開することに至ったと、小松氏は語った。

同社のゲーミングPCの販売単価は、2015年では15.7万円だったが、近年は21.2万円まで高騰している

同社は1998年に会社を設立。ハイエンドPCブランドとして、2002年にTune(現在のG-Tune)を発表するなどし、現在に至る

ゲーミングPCの出荷台数推移。新型コロナ感染症の外出自粛の影響もあるのだろうが、2020年と2021年は売り上げを大幅に伸ばしているが、ここ2年は売り上げが下がっている

中央はNEXATGEARブランドのデスクトップPC。右が今回発表されたノートPCで、左は今後発売を予定しているデスクトップPCのホワイトモデル

NEXTGEARは、前述したように以前はG-Tuneブランドの1つのシリーズ名として使われていた。そのシリーズでも持っていた「次のゲーミングギア」としての想い、ゲーミングPCのベースになって使って欲しいという想い。さらに、以前のシリーズを知っているユーザーに親しみがあり、聞き心地が良いということ。以前のシリーズ製品の情報がWeb上にストックされていることから、今回新ブランド名に採用したという

 同社のPCは、公式でのネット販売のほかに、直販店や一部量販店でも取り扱いがある。しかしながら、NEXTGEARブランドの製品は限りなくコストをカットして、価格を抑えるために同社の公式サイトからの完全受注性になっている。

G-TuneとNEXTGEARの違い。G-Tuneはプロフェッショナルゲーミングとして、一般的なユーザー以外にプロゲーマーや法人も対象だが、NEXTGEARはコスパに優れ、ライトゲームユーザーなどが対象となる。そのうえNEXTGEARは、価格を抑えるため販売方法が公式のECサイトのみの完全受注販売になっている

 以前、同社はG-Tuneのケースを新しくする際、生放送にて一般ユーザーの意見を募って、ケースデザインやフロントHDMIポートを採用していた。一方、今回のNEXTGEARでは、SNSでアンケートを実施し、ケースデザインやカラーを決めたという。

デスクトップのデザインは、社内だとシンプルな上記のBプランが人気に違いないと考えていたが、予想と異なりAが一番人気だったために、Aのデザインが採用されたとのこと

一方、ノートPCはアンケートでカラーの好みを募ったが、やはり社内の意見と異なるDのグリーンが一番人気となって、採用したとしている

 小松氏は最後に、マウスコンピューターはゲーミング市場の拡大に向けて、少しでもお手伝いできるよう、ユーザーさんと共に歩んでいきたいと考えております、とコメントして締めくくった。

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