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Core i7-13700FとRTX 4070でガッツリゲームプレイも、リビングやテレビ横にも違和感なく置ける!

見た目にこだわるなら、木の格子を使ったPCケース「North」のBTOゲーミングPCはいかが?

2023年07月26日 16時00分更新

文● 八尋 編集●ASCII

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ZEFT G32NOR North

、Fractal Designの「North」を採用するゲーミングパソコン「ZEFT G32NOR」

 ゲーミングパソコンを手に入れる際、方法は2つある。自分でパーツを購入して自作するか、BTOパソコンを購入するかだ。ただ、はじめての1台を手に入れる際に、自分で自作する場合は、楽しくはあるものの、ある程度知識は必要になってくる。

 また、ケースによっても難易度は変わってくる。最近のPCケースはしっかりと配線のことも考えられているので、しっかりとケーブルマネージメントを行なえばキレイにまとめることができるが、これも裏配線のノウハウがないと、かなり時間がかかる。

 最初の1台はBTOパソコンを購入し、ある程度どこにパーツが配置されているかや、裏配線はどういった感じで行なわれているかを確認して、次の機会に自作してみるというのもありだ。

 BTOパソコンは、オリジナルのケースを採用しているメーカーも少なくない。しかし、さまざまなブランドのPCケースを採用しているメーカーもある。パソコンショップSEVENも、その中の1つだ。実際に単体で購入できるPCケースのモデルを多く手掛けており、次に自作したいという人にとってはとても参考になる。裏配線も、同社のプロフェッショナルな専門スタッフが行なっているため、まさにお手本のような仕上がりとなっている。

 そんなパソコンショップSEVENで販売中のBTOパソコンのなかで、気になっているモデルの1つが、Fractal Designの「North」を採用するゲーミングパソコン「ZEFT G32NOR」だ。

 今回は、Northの白モデルを採用したZEFT G32NORの外観やケース内部について、紹介しよう。

ZEFT G32NOR
https://pc-seven.co.jp/spc/19966.html
価格(5月29日現在):26万9800円(税別)、29万6780円(税込)

試用機の主なスペック
機種名 ZEFT G32NOR
CPU Core i7-13700F(定格クロック2.1GHz~最大クロック5.2GHz)16コア/24スレッド、共有キャッシュ30MB
CPUクーラー リテールクーラー
グラフィックス ZOTAC「ZOTC RTX 4070 Twin Edge OC」(GeForce RTX 4070)
メモリー DDR4-3200 16GB(8GB×2、スロット数4のうち2スロット使用)
ストレージ 1TB M.2 SSD(Western Digital「WD Black SN770」、PCIe 4.0)
マザーボード ASRock「B760M Pro RS/D4 WiFi」(Intel B760チップセット)
PCケース Fractal Design「North」
内蔵ドライブ DVDスーパーマルチドライブ(USB接続)
通信規格 有線LAN(2.5GBASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)、Bluetooth 5.0
電源 Silverstone製 定格出力750W、80Plus Gold認証
OS Windows 11 Home(64bit)

木のぬくもりを感じるNorth
コンパクトでどこに置いても合うデザインにも注目

フロントパネルに木の格子を採用している

 ZEFT G32NORで採用するFractal DesignのNorthは、フロントパネルに木の格子を採用しているのが最大の特徴。ホワイトモデルの場合はオーク材を採用しており、若干白みがかっているので、ケースの配色にも合っている。

インテリアのような佇まいなので、リビングやテレビの横に置いても違和感がない

 普通のデザインのゲーミングパソコンの場合、黒や白のパソコンデスクに置くととても相性がいいものの、パソコンデスクの素材が木だと、ちょっと合ってないなと感じることもある。しかし、ZEFT G32NORの場合はフロントの木の格子も相まって、木のパソコンデスクでもデザインが調和する。

 また、明るい雰囲気のリビング、テレビの横などにあってもあまり違和感がないため、パソコンデスク以外に設置したいというときも、どんな場所でも馴染むのも魅力的だ。

 ケースのサイズは、およそ幅447×奥行215×高さ469mm。ミドルタワーの中では比較的コンパクトなので、設置する場所にも困りにくいというのもポイントだ。

 フロント以外のカラーは、ホワイトで統一。フロント上部のインターフェースは、USB Type-A×2、USB Type-C、サウンド入出力、電源ボタンを配置している。電源ボタンにシルバーを採用しており、デザイン的にアクセントになっているのも好印象。

フロント上部のインターフェースは、USB Type-A×2、USB Type-C、サウンド入出力、電源ボタンを配置

 天面と左サイドパネルはメッシュになっており、しっかりと通気性も高い。なお、フロント、両サイド、天面は簡単に外れるようになっているので、定期的な掃除やメンテナンスも楽だ。

左サイドパネルはメッシュを採用

天板やサイド、フロントは結構簡単に取り外せる

右サイドパネルはシンプル

内部にはかなり余裕あり
メンテナンスも楽ちん

左サイドパネルを開けたところ

 続いて、ケース内部について紹介していこう。先にZEFT G32NORの主なスペックを紹介しておくと、CPUは16コア/24スレッドのCore i7-13700F、GPUはGeForce RTX 4070、メモリーは16GB(8GB×2、DDR4-3200)、1TB SSD(PCIe 4.0、M.2)という構成だ。詳細は次回に紹介するが、フルHDゲームプレイは超快適に、タイトルによってはWQHDでも結構快適にプレイできる構成だろう。

 CPUには、リテールクーラーが搭載されている。同社がしっかりとテストしたうえで選択されているので問題はないほか、Northのサイドパネルはガラスではなく中身は見えないので、十分といっていいだろう。なお、BTOカスタマイズでは360mmまでのラジエーターを採用する水冷CPUクーラーも選択可能だ。

CPUはリテールクーラーを採用。背面にファンはないが、大き目の網目が採用してあり、空気のとおりがいい

 ファンはフロントに2基採用するのみで、リアには備えていない。その代わり、背面は大き目の網目が採用されているので、空気のとおりはとてもよい。リテールクーラーに加え、ビデオカードも比較的コンパクトな「ZOTC RTX 4070 Twin Edge OC」を採用しているため、ケース内部にはかなり余裕があり、エアフローもしっかりと確保されている。ホコリなどを掃除する際にも、便利だ。

フロントにはファンを2基備える

 ストレージは標準でも1TBだが、多くのゲームをダウンロードしておきたい場合は足りなくなる可能性がある。BTOカスタマイズでは、このストレージの容量を増やしたり、セカンド、サードストレージを追加したりできる。また、Northには2.5インチドライブマウントが2つと、3.5/2.5混合ドライブマウントが2つあるほか、標準だとM.2スロットも1つ空きがあるので、後から追加することも可能だ。

右サイドパネルを外したところ。左下に3.5/2.5混合ドライブマウントが2つある

2.5インチドライブマウントも2つ備える

価格は30万円以下、デザインも性能にもコダワリたい人に!

見た目にもこだわりたいゲーマーにオススメ

 ZEFT G32NORはNorthを採用し、パソコンデスクだけでなくリビングやテレビの横などさまざまなば所に置いても違和感のないBTOパソコンに仕上がっている。加えて、Core i7、RTX 4070を採用しているので、存分にゲームプレイが可能だ。

 Northを採用し、ゲームプレイも存分にできるスペックで、価格は7月25日現在で29万6780円からとなっている。Northもケースのなかでは高額な部類に入るため、この構成で30万円を切っているのはうれしいポイントだ。デザインにも性能にもこだわったゲーミングパソコンがほしいという人は、ぜひ検討してみてほしい。

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