Twitterを運営するXは7月14日、ダイレクトメッセージ(DM)の受信設定を変更すると発表した。迷惑DM対策が目的で、対象は全てのユーザーからのDM受信を許可しているアカウントだ。
新しい仕様では、届いたDMを「プライマリー受信箱」と「メッセージリクエスト」に振り分ける基準を変更。受信者がフォローしているアカウントからのメッセージはプライマリー受信箱に、フォローしていない認証済みアカウントからのメッセージはメッセージリクエストの受信トレイに届くようになる。
Starting as soon as July 14th, we’re adding a new messages setting that should help reduce the number of spam messages in DMs. With the new setting enabled, messages from users who you follow will arrive in your primary inbox, and messages from verified users who you don’t follow…
— Twitter Support (@TwitterSupport) July 13, 2023
対象ユーザーは新仕様が自動的に適用されるが、適用前の状態に戻すことも可能だ。
Twitterでは6月にも、未フォローアカウントへのDM送信機能を認証済みアカウントに限定する仕様変更を実施済み(「ツイッター、相互フォロー以外の相手へのDM送付を『Twitter Blue』ユーザーに限定へ」)。今回発表された仕様変更は、6月の変更では排除が難しい「認証済みアカウントを使った迷惑DM送信行為」への対策と見られる。