Brise Audioの銀線ケーブル
Brise Audio(ブリスオーディオ)は、新製品の銀線「SHIROGANE」を展示した。安定した供給先が見つかったので、製品化ができたという。30万円と高価だが、純銀の材質、太さ、重さなど物量面にこだわって音質を優先させたそうだ。結果として、音のキツさなど銀線のマイナス面を消しながら、豊かな情報量を実現したとのこと。手持ちのカスタムイヤホンのケーブルを交換して聴いてみたが、透明感が高く、低域にも深みが感じられる素晴らしい音だった。確かに刺さるようなキツさはほとんど感じられない。
ヘッドホンのお悩み、断線を防ぐケーブルも
e☆イヤホンブースでは参考出品として「断線しないケーブル」が展示されていた。これは皮膜の中が線材ではなく液体金属になっていることで、文字通り断線することがないというユニークなものだ。また曲げる時に癖がなく自由に曲がる点も新しい。ただしあまくで技術デモであって非売品だということだ。
全体を通してなかなかユニークな展示品が多い印象だった。オーディオの世界でも本格的に再始動が始まったことを感じさせるイベントであった。