モスバーガーは夏のシーズンドリンクとして「ティーサングリア<ノンアルコール>」を7月12日から発売します。ワンサイズ(Lサイズカップ)で1杯560円。
サングリアとは、ワインにスパイスや果実を加えたもので本来であればお酒。ですが、モスバーガーから登場するのは、ノンアルコールのサングリア。ノンアルカクテル、いわゆるモクテル(※)なんです。
では、ジュースのようなもの? そう思うかもしれませんが、ところがどっこい製造過程はあながち“ノンアル”でもなかった。まず原料となるベースに本物の赤ワインを使用しています。
ワインを原料に使用した本格派のモクテル
ワイン世界三大生産国といわれるフランス産の赤ワインをから、減圧濃縮という方法でアルコールだけを蒸発させて、アルコールをゼロに。そうやってできあがったベースの液体に、モス定番商品のアイスティー、スペイン産のモモや、チリ産のブドウの果汁を加え、仕上げに生のカットオレンジを豪快に加えて見た目も華やかに仕上げています。
ノンアルコール飲料の作り方はざっくり2パターンあり、最初からノンアルコールの飲料でお酒の味わいや雰囲気に近づけたもの、あるいは、実際のアルコールからなんらかの方法でアルコールを飛ばしてノンアルコールにしたもののいずれか。モスの「ティーサングリア<ノンアルコール>」は後者の本格的な製法です。
対象年齢は?
気になるのは対象年齢。ノンアルとはつくけれどサングリアだし、20歳未満は飲めるの、飲めないの?
リリースには「ノンアルコールのため、時間帯を問わず、幅広い年代の方にお楽しみいただける商品」と記載されています。
事前に開かれた発表会でモスバーガーの担当者におききしたところ、今回の商品は、アルコールを0.00%まで完全に飛ばして検査もしているため、特に年齢の規定は設けてなく20歳未満が頼んでも大丈夫とのことでした。
気になる味は? 実際に飲んでみました!
豊かなブドウ味のベースに、オレンジや柑橘が入っていて、リッチな“大人なブドウジュース”のよう。紅茶も加わっているためリラックスできる感じがあります。アルコールのにおいや味は一切ありませんよ。一般的なジュースよりも甘みが抑えられていて、より果物のフレッシュさが楽しめるため、フルーツのデザートのようなゴージャスな感じにいただけます。
「白いモス」や「ライム&ライチソーダ」も販売
「ティーサングリア<ノンアルコール>」は、11月中旬までの販売予定です。
モスバーガーでは、同じく夏向け飲料としては「ライム&ライチソーダ」を同日7月12日に発売。さらに、昨年発売して350万食以上の売り上げを突破した「白いモスバーガー」、辛口の「ホット スパイスモスチキン」を販売します。夏向けたラインナップに注目です。
▼いずれも7月14日発売
※モクテルの「モク」って何?
最近、ノンアルカクテルのことを“モクテル”と呼んだリします。モクテルとは「似せる」という意味の英語である「mock(モック)」とカクテルを併せた造語。アスキー編集部ではスマホのモック(試作品)などよく聞くことはありますが、カクテルのモックとはちょっと意外でした(byナベコ)。