このページの本文へ

紙の契約書と同等の法的効力を持つ契約書として利用開始

東京都足立区が電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」を導入決定

2023年07月04日 16時45分更新

文● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 GMOグローバルサイン・ホールディングスは7月4日、東京都足立区において、6月1日から電子契約サービス「電子印鑑GMOサイン」(以下:GMOサイン)による契約を、従来の紙の契約書と同等の法的効力を持つ契約書として開始したと発表した。

 足立区は、23区でもトップの公園面積を持ち、東京藝術大学・北千住キャンパスなどの大学キャンパスとの連携等により、住みやすく、活気ある街としての存在感を発揮しつつある。

 電子契約を活用することで、押印・書面の受け渡しにかかる手間や印紙の貼り付けが不要となり、契約書の製本や紙での保管も不要となることから、業務効率化による行政サービス向上や、ペーパーレス化により紙資源の節減を通じたSDGsに貢献できるとして、電子契約サービスの導入を決定したという。

 今回の導入により、足立区とその契約相手方は、契約業務にかかる時間やコストを削減することが可能となる。

 またGMOサインはインターネット環境と電子メールアドレスがあれば利用可能で、足立区との対象契約において、契約相手方は費用の負担もなく利用することができるという。

 まずは、入札契約日が6月1日以降となる入札案件(電子調達サービスを利用する案件)を対象に、従来の紙の契約に加えて、電子契約による契約締結を開始している。

 なお、東京23区における電子契約の導入は、渋谷区に続き、足立区が2番目となる。

カテゴリートップへ

ピックアップ